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あしあと

    「新嘗祭(にいなめさい)献穀」に行きました

    • [更新日:2017年10月31日]

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     天皇陛下が秋の収穫に感謝して、毎年11月23日に稲や粟など新穀を神々にお供えになり、ご自身も食される宮中恒例祭典の中の最も重要な行事、それが“新嘗祭”です。日本書紀にも記されており、飛鳥時代から1300年以上営まれてきた歴史ある行事です。
     

     新嘗祭にお供えされる新穀は、陛下が自ら御栽培になったものと、各都道府県から献穀されるものがあります。今回、奈良県からは生駒市の名米「ひのひかり」を献穀することになり、生産者の安田さんご夫妻と皇居に赴きました。
     

     当日は、皇居坂下門から参入し、東京とは思えない深遠な木々の間を通って献穀式会場に到着。厳かな献納式を終え、新嘗祭の会場となる神嘉殿を拝観した後、天皇皇后両陛下の御会釈を賜りました。
     

     今回の同行を通して、皇室の行事(宮中祭祀)が五穀豊穣と国家・国民の安寧への祈りに根ざしたものであると再認識し、さらには我が国の歴史の重厚さ、文化の奥深さも改めて学ばせていただきました。このような機会をいただきました安田さんご夫妻や奈良県をはじめ関係各位に感謝いたします。

    [公開日:2017年10月31日]

    ID:11528