鹿ノ台で活動される皆様が受賞報告のためご来訪いただきました
- [更新日:2017年12月27日]
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12月25日、鹿ノ台自治連合会と、鹿ノ台地域で活動をされている4団体の各代表の皆様が、国や奈良県からの表彰を受賞された報告のためご来訪いただきました。
○鹿ノ台いきいき街づくり会
厚生労働省「第6回健康寿命をのばそう!アワード(介護予防・高齢者生活支援分野)」
厚生労働省老健局長 団体部門 優良賞
共生の地域社会を鹿ノ台から実現すべく、住民が心身ともに元気で生活できるよう、サロン活動、移動支援、幼稚園児との交流等積極的に取り組まれています。
○鹿ノ台北桜美会
平成29年度「100万人会員増強運動特別賞」
全国老人クラブ連合会会長表彰
楽しい催しを増やすことで、会員数が3年間で3倍にされました。近年、老人クラブは全国的に会員数減が問題となっています。生駒市の老人クラブも例外ではありませんが、会員数増に向け、1つの打開策が見えたように思いました。
○鹿ノ台自主防災会
平成29年度防災功労者知事表彰
高齢化が進む地区は、これまで以上に自主的な防災活動の向上が必要であるとして、本市初となる地区防災計画「鹿ノ台地区防災計画」と「行動マニュアル」を作成されました。この「行動マニュアル」では、平常時と災害時にわけ、地区住民が協力して取り組む事項を示しています。
○ECOKA委員会
環境省「第5回グッドライフアワード」
環境大臣賞 地域コミュニティ部門賞
住宅都市「生駒」の名に恥じないまちづくりを目指し、緑地の機能回復や自然景観の形成に取り組まれています。若い世代に生駒を選んでもらうべく、緑地内で多世代が参加する交流イベントを多数開催され、住民の地域社会への参加を促進しています。
鹿ノ台の皆様は、それぞれの団体が積極的に活動を展開されていますが、超高齢化社会において、高齢者が暮らしやすい地域の実現に向けALL鹿ノ台で連携する「ふくまち鹿ノ台」の立ち上げについても検討を進められています。また、ひとり暮らしの高齢者の支援について奈良先端科学技術大学院大学と連携を進められたり、移動手段の確保についても独自で検討されるなど、地域が一丸となって様々な分野において真剣にまちづくりに取り組んでおられます。
私は常々「自治体1.0」「自治体2.0」「自治体3.0」という言葉を良く使います。私の造語ではありますが、「1.0」とは従来型の自治体。「2.0」は改革派市長による行財政改革等が進められ、民間のスピード感に負けない自治体。そして「3.0」とは、「2.0」に加え、市民との協創の進んだ自治体のことを指しています。
近年、行政職員も減少傾向にあり、市民のニーズも多様化している中で、地域をより良いものにするためには、我々職員が汗をかくのはもちろんですが、市民の皆様にも汗をかいていただく必要があります。頑張る地域・市民をより応援したいと考えています。
今回、鹿ノ台の皆さんからのご報告をお伺いする中で、地域の皆様との「協創」の重要性を改めて認識しました。我々職員も地域の皆様の頑張りに負けないよう、引き続きしっかり汗をかいていきたいと思います。
受賞された各団体の皆様、本当におめでとうございました。