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あしあと

    障がい者がいきいきと働く職場を見学しました(平成27年8月6日)

    • [更新日:2015年9月25日]

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    8月5日に、障がい者を積極的に雇用されている大和郡山市にある奈良積水株式会社(別ウインドウで開く)(旧社名 立積住備工業株式会社)に見学に行きました。奈良積水株式会社は、ユニットバス用器材の製造・加工・販売をされている積水化学工業株式会社のグループ会社です。

    7年前に初めて障がい者を雇用されてから、事業の拡大と共に、徐々に障がい者の雇用人数を増やされ、今では全従業員190名のうち61名が障がい者の方であり、会社の貴重な戦力として働いておられます。

    広大な敷地の工場内は、ほとんどオートメーション化されていますが、人の手による細かな作業が必要な工程もあります。いくつかのラインでは、知的障がいや聴覚障がい等の方だけでチームを組んで、いきいきと働いておられました。最初は健常者との混合チームだったようですが、次第に障がいを持つ方のスキルが上がり、障がい者のみで構成されるチームの方がパフォーマンスが高くなったとのこと。自分の能力や適性に応じて、その工程の1つ1つに責任を持って取り組んでおられる姿に驚きと共に感動を覚えました。

    実際に働いておられる姿を目のあたりにし、障がい者の方も健常者の方もそれぞれが一生懸命に仕事に取り組むという事においては何一つ違いがないと改めて痛感しました。

    これは、決してきれいごとではなく、当初「障がいをもつ人がどのように仕事しているのかを見たい」と思って訪問した私は、何か特別なものを目にしたわけではありませんでした。ただ、きびきびと工員が働く現場を見ただけです。作業している現場では何も特別な光景はありませんでした。聴覚障害の方は違う色の帽子をかぶっていましたが、それ以外に障害と健常を隔てるものは工場にはなにもありませんでした。

    当日工場の案内をしていただいた取締役管理部長の森安様は次のようなご趣旨のことをお話しされていました。

    「障がい者雇用を始めた最初の頃は職場のメンバーから心配事や不安の声がたくさん寄せられました。どのように接したら良いのか示してくれ、と。しかし、実際に一緒の職場で働いて顔を突き合わせ、関わっていくことで、徐々に周囲のメンバーたちは変わっていきました。この人は障がい者だ、と思ったらその時点で壁ができます。最初からこの人は障がい者だという情報や、障がい者だからこういうふうに接するべき、というような情報が先に入ってしまうと、その情報の中でしか障がい者を見なくなってしまいます。可能性を制限するということです。人として付き合って、この人はこういう人だと理解した後に、その人の一部に障がいという特性があるのだと感じること。そこには、障がい者や健常者という壁は無いのです。」

    確かに、「障がい」や「障がい者」という壁は、障がい者が作るものではなく、障がいのある人を受け入れない、周りの人や、社会なのかもしれません。

    本市でも、昨年度から、障がい者の就労支援の一環として、生駒山麓公園(別ウインドウで開く)内での就労支援事業を開始しました。また、市役所内でも、障がい者の職場体験として、実習生を毎年受け入れています。

    今後も市内の障がい者にとって就労の機会が少しでも拡大できるよう色々な取り組みをしていこうと思います。

    最後になりましたが、奈良積水株式会社の皆様、この度は見学にご協力いただきありがとうございました。

    奈良積水株式会社の職場見学

    [公開日:2015年9月25日]

    ID:2853