分電盤の無料点検等の電話や訪問にご注意。悪質な訪問販売「点検商法」の可能性があります!
- [更新日:2026年3月30日]
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分電盤の点検商法に関する相談が急増しています。
相談内容
大手電力会社から委託されたという業者から「分電盤の無料点検に行く」と電話があり、昨日、業者が来訪した。点検後に「古いので漏電する可能性がある。危険だ。ブレーカーは法律で15年ごとに交換することになっている」と言われた。何十年も交換していなかったので不安になり、15万円の交換工事を契約し、工事は来週の予定だ。後で家族に話すと「不審だ。悪質な業者ではないか」と言われた。解約したい。(70歳代 女性)
回答
分電盤の点検商法に関する相談が急増しています。
例に挙げた相談事例以外に、無料で点検すると言って点検した後、(実際は漏電していないが)「漏電しているため交換しないと危険だ。」などと言い、不安を煽り分電盤を交換する契約をさせられることもあります。分電盤だけでなく、給湯器も漏水しているから交換したほうがいいと言われ、次々と高額な契約をしてしまったケースもあります。
分電盤の無料点検、給湯器の無料点検 という言葉にはご注意ください。
↓参考 (国民生活センターの記事)
「分電盤の点検に行きます」の電話から始まる勧誘に注意_国民生活センター(別ウインドウで開く)
分電盤は内部に安全確保のためにブレーカーなどがあり、一般的に玄関や洗面所などに設置されています。
家庭用の電気設備については電力会社の委託業者が4年に1度、無料で法定点検を実施しています。
事前に調査日時と来訪調査員の氏名等が記載された「お知らせ」が届き、調査員は必ず身分証を携行して訪問します。
無関係な業者が身分を偽って電話をかけてくることがありますので注意が必要です。
なお、住宅用分電盤の交換時期を定めた法律はありませんが、すでに長期使用しており経年劣化が心配な場合は電力会社や電気保安協会などに相談しましょう。
分電盤の交換は電気工事士の資格が必要な工事なので、信用できる業者に依頼することが大切です。
点検商法による契約は特定商取引法の訪問販売に該当し、クーリング・オフができます。
クーリング・オフ期間を過ぎていても業者の嘘の説明を信用して契約した場合は取消ができることもあります。
