リコール情報(製品事故情報)は、どこで知ればよいですか
- [更新日:2023年7月7日]
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質問
他県で発生した老人ホームの火災は、リコールされていた空気清浄機が原因と報道されていました。身の回りの製品が、リコール製品であることは、どのようにして知ることができますか。そもそもリコールとはどういう意味ですか。
(60歳代 女性)
回答
リコールとは、設計・製造上のミスにより、製品に欠陥があることがわかった場合や、製品事故が発生した場合に、製造・輸入事業者が自主的な判断で消費者にその情報を早く知らせ、利用の中止を呼びかけ、危害の発生や拡大を防止するための措置をとることです。具体的にはテレビ・ラジオなどのマスコミ報道や自社のホームページ、新聞の社会面への掲載(社告)により伝達します。リコールされると、製品の回収・交換・点検・無償修理・部品の交換・返金などが行われます。
消費生活用製品で死亡事故・重傷病・一酸化炭素中毒・火災などが発生した場合には、消費者庁がマスコミ報道やインターネットで公表します。また消費生活用製品安全法に基づいて、経済産業大臣がリコール命令を出す場合もあります。リコール情報は、消費者庁「リコール情報サイト」、国土交通省「自動車リコール不具合情報」、厚生労働省「医薬品等関連回収情報」の各ホームページでも調べることができます。リコール情報は見逃されがちですので、努めて関心を持つようにしましょう。