フィッシング詐欺にご注意ください
- [更新日:2023年7月7日]
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質問
自宅のパソコンに取引のない銀行から電子メールが届いた。「預金者の個人情報が不正取得された為、システムをアップグレードしました。アカウントが凍結されないよう、下記のURLからご登録のうえ、確認してください」と書かれているが、元々アカウントなど取得していない。どうすればよいか。
(60歳代 男性)
回答
これは数年前から被害が発生している「フィッシング詐欺」と呼ばれる手口です。金融機関(銀行、保険、カード会社など)を装い、不特定多数に電子メールを送りつけ、受信者にいろいろな理由をつけて偽のホームページのURLをクリックさせます。表示されたページは金融機関のホームページに似せて作られているため、気づかずに、相手の指示通りにID、パスワード、クレジットカード番号などを入力してしまうと、詐欺被害(インターネットバンキングで預金が不正出金される、インターネットショッピングでクレジットカードが不正利用されるなど)に遭ってしまいます。
金融機関から、口座番号や暗証番号その他個人情報について、メールで確認することはありません。今回の相談者には、このことを伝え、メールを無視するよう助言しました。
このようなトラブルがあれば早めに消費生活センターへご相談ください。