「個人情報を削除してあげる?!」公的機関をかたる詐欺が急増!
質問
消費生活センターを名乗る人から「あなたの個人情報が3ヶ所に漏れている。2か所は削除できたが1ヵ所は削除ができない。削除するには代理人を立てる必要がある」と電話があった。相手は一旦電話を切り、15分後にもう一度かけると言う。消費生活センターがこのような電話をするのか。どうしたらよいか。
(60歳代 女性)
回答
消費生活センターなどの公的機関が「個人情報を削除してあげる」などと電話をすることは絶対にありません。これは詐欺の手口です。事例では、つぎに「代理人」と名乗る人が手数料を要求するなど、複数の人が役回りを分担して最終的に消費者からお金をだましとろうとします。個人情報の削除を持ちかける電話がかかってきたら、相手にせずにすぐ電話をきってください。少しでも疑問や不安を感じた場合は、すぐに消費生活センターに相談をして下さい。一旦お金を支払うと取り戻すのは極めて困難です。