詐欺的な通販サイトに注意しましょう
- [更新日：2023年7月7日]
ソーシャルサイトへのリンクは別ウィンドウで開きます
質問
高級ブランドのブーツを買おうとインターネットで探すと、市販価格よりかなり安く販売しているサイトがあったので注文した。代金振込先に指定された個人名義の銀行口座に入金。振込後10日が経っても商品が届かない。注文したサイトで確認しようとしたが、サイトが無くなっていた。だまされたのか。（50歳代 女性）
回答
これはいわゆる「詐欺的な通販サイト」です。代金を支払っても商品が届かない、明らかな偽物が届くなど、おかしいと思ったときには、既にサイト運営者と連絡が取れなくなっています。相談者には支払ったお金を取り戻すのは困難と伝えました。
詐欺的な通販サイトが扱う商品は、有名ブランドなどの高額商品から電気製品の部品などさまざま。次のような特徴があるサイトは要注意です。
(1)正確な運営情報(運営者氏名、住所、電話番号)の記載がない
(2)市場価格よりもかなり安価
(3)日本語の表現が不自然
(4)「クレジットカード利用可」と記載があるのに、理由をつけて銀行口座へ振り込むよう誘導する
(5)代金振込先の銀行口座名義が運営者以外の個人名
通販サイトを利用する場合、まず「会社概要」か「特定商取引法に基づく表記」というリンクから運営情報を確認しましょう。掲載されている住所を地図サービスで調べると架空であることが分かり被害を免れた例もあります。少しでも疑問に感じたら、消費生活センターに相談してください。