明日への処方箋(生駒市立病院による健康情報)
- [更新日:2024年11月25日]
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生駒市立病院職員が、健康に関する情報を毎月お届けします。
このシリーズは広報いこまちで連載しています。

11月号「知ってみよう!あなたの骨量」
骨粗鬆症(こつそしょうしょう)とは、骨の量(骨量)が減って骨が弱くなり、骨折しやすくなる病気です。
日本には約1,000万人以上がかかっていると言われており、高齢化に伴ってその数は増加傾向にあります。骨粗鬆症になっても、痛みはないのが普通です。しかし、転ぶなどのちょっとしたことで骨折しやすくなるので注意が必要です。
骨折が生じやすい部位は、背骨(脊椎の圧迫骨折)、手首の骨、太ももの付け根の骨(大腿骨頚部骨折)などです。圧倒的に女性(特に閉経後の女性)に多くみられ、女性ホルモンの減少や老化と関わりが深いと考えられています。
検査(骨密度測定)で自分がかかっているか気づくことも対策として大切です。一般的な検査は、エネルギーの低い2種類のX線を使って骨量を測定するDXA(デキサ)法です。腰椎(ようつい)と大腿骨(だいたいこつ)の2つの部位を測定することが推奨されており、生駒市立病院でも実施しています。

10月号「おめでとうの声や感動の連続!産科の様子をお届け」
「おめでとうございます」と、病院で1番耳にするのは産科ではないでしょうか。
診察室のエコーで小さな心臓がドクドクと動く場面を見たときには、毎回感動です。その瞬間から「赤ちゃんが生まれたら、こんなことも、あんなこともしてあげたい」と夢を膨らませる皆さんの姿に心が温かくなります。
出産は予定通りにいかないことだらけですが、新しい生命の誕生に立ち会えるのは、何ものにも変え難い喜びです。
過度な困惑や自信の無さなどで精神的にしんどくなる「育児不安」という現象が見られます。母親にストレスがかかれば、出産の前後を問わず赤ちゃんにきっと良い影響を及ぼさないはずです。
私たちや周囲の人が、心をこめて笑顔いっぱいで「大丈夫ですよ」と言葉をかけていくことが一番たいせつだと思い、毎日実践しています。
お問い合わせ
生駒市子育て健康部地域医療課
電話: 0743-74-1111 内線(地域医療連携係:2410、病院事業推進係:2420)
ファクス: 0743-72-2561
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