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あしあと

    三好 絵梨香さん(2025年11月号掲載)

    • [更新日:2025年10月28日]

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    みよし えりか
    アロマドライヘッドスパとよもぎ蒸しのお店「toumu」オーナー。いこまちマーケット部1期生。単身でバリ島や台湾に行き、本場の技術を取得。鍼灸師。市内在住。

    生駒で暮らす人にとって ホッとできる場所に

    扉を開くと、ふわりとしたアロマの優しい香りと、柔らかな照明に包まれた癒しの空間が広がる。ここは、生駒駅南口エリアにあるお店「toumu」。睡眠の質や自律神経の乱れに特化したヘッドスパと、よもぎ蒸しで心地よい休息を叶えるサロンだ。サロン運営の傍ら、生駒で暮らす喜びを感じるマーケットを作る、「いこまちマーケット部」の一員としても、地域で活動している。

    「日々の生活で疲れてしまうことって多いと思うんです。だから、サロンもマーケットも生駒に住んでいる人にとって、地元でホッとできる場所になれたらうれしいです」

    結婚を期に、友人も知り合いもいない生駒市に引っ越した。「せっかくなら住んでいるまちで何か楽しいことをしてみたい」と思いながらも、昼は大阪市内にある鍼灸のサロンで働き、生駒には寝に帰る毎日。そんなとき、ふと目にしたのが、広報いこま「いこまち」に掲載されていた、いこまちマーケット部員の募集記事だ。「自分のしたかったことはこれかも!」とすぐに応募した。

    令和5年3月に、部員の仲間とともにマーケットを初開催し、出店者としても参加した。地域の人が喜ぶ姿を目にし、地元ならではの何気ない会話を交わす中で強く感じたのは「人とのつながり」。「自分の住んでいるまちで、人との関わりと自分にできる仕事を組み合わせて、何かやってみたい」…。そう思い立ち、市内でサロンを開くことを決意。市が主催する創業スクールにも参加し、今年3月にオープンした。

    「活動を通じて、さまざまな人とつながれたし、生駒がすてきだなと気づくこともできました。マーケットに参加していなかったら、今の私はなかったと思います」

    目指しているのは、生駒に住む人が、生駒で過ごす時間を少しでも増やしていくこと。その場所の一つとして、サロンやマーケットを楽しんでもらいたい。

    「私自身、まちに一歩踏み出すことで、その一歩が何歩にも広がっていきました。生駒には、そんなきっかけがあちらこちらに転がっていると思います。『生駒に住んでよかった』と感じる人が増えることが、私にとっても楽しくて、おもしろいんです」

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    生駒市経営企画部広報広聴課

    電話: 0743-74-1111 内線(広報広聴係:4211、プロモーション係:4221)

    ファクス: 0743-74-1105

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    [公開日:2025年10月31日]

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