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あしあと

    内田 美恵子 さん(2022年6月号掲載)

    • [更新日:2023年9月28日]

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    内田 美恵子(うちだみえこ)
    店名には、5人の孫に加えてお店が6人目の孫、という意味を込めた。娘の西田麻美さんが母の夢を叶えるために空けてくれた駐車場で営業中。奈良市在住。

    73歳で叶えた丸い丸い夢みんなの憩いのお店

    萩の台駅から徒歩4分の幹線道路沿いに、ガレージを改装した小さなお店がある。その名は「まご6ろく」。73歳で夢に挑戦しオープンした、たこ焼き・駄菓子屋だ。連日、幼稚園帰りの子どもや近所の人たちの憩いの場になっている。 「粉からこだわったたこ焼きと、国内外の駄菓子を売っています。ふとした時に来てもらえる、なじみの店を目指しました」

    スーパーの正社員として寝る間も惜しんで働きながら、女手一つで二人の子どもを育ててきた。元々接客が好きで、若い頃から「いつか自分でお店をしたい」と思っていた。
    昨年の夏、娘の麻美さんから「後悔しないように、残りの人生を楽しんで」とお店の開業を提案された。
    「子どもの頃、やんちゃをして迷惑をかけたから、ぜひ恩返しをしたい」と強く背中を押され、開業を決意。 店づくりは娘夫婦や孫によるDIY。子どもたちが憩える場所が欲しいと、店の奥に座敷を設け、おもちゃも置いた。
    「飲食店を開業するための資格を若い人たちに混じって勉強し、取得しました。たこ焼きは、焼き加減や材料の配合など、100回以上失敗を重ね、こだわったんです」
    こうして今年の2月22日、母娘の夢が詰まった店をオープン。駄菓子の仕入れやIインスタグラムnstagramの運営を担う娘と、二人三脚で営業している。
    「娘との店づくりや商品が売れることはもちろん、お客さんとの触れ合いや調理も全てが楽しい。特に『また来たよ』と声をかけてもらったときの喜びはひとしおですね」

    今課題に感じているのは、いかに無駄を出さず、お客さんを待たせないかということ。冷めて形が変わってしまったたこ焼きは提供できず、作り置きが難しい。「できたてを食べてほしい」と、受取時間の予約を始めた。その他にも、お客さんに笑顔で帰ってもらうために試行錯誤する日々だ。
    今後は少しでもお客さんを増やしていき、まずは1年お店を続けることを目標としている。
    「足腰が元気な限り、無理のない範囲で、お店を続けていきたいと思っています」

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    [公開日:2022年6月1日]

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