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あしあと

    小林 麻美 さん(2022年4月号掲載)

    • [更新日:2022年4月1日]

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    小林 麻美(こばやしあさみ)
    店名の「Felis」は猫を表す英語。夫婦ともに猫好きなことから命名。使う果物は出店する地元で調達。それに合わせてクリームを調整する。本市には約1年前から在住。

    キッチンカーでどこでも出張「笑顔」を咲かせるクレープ屋

    ピンク・黄・紫…、カラフルな花が飾られていて思わず写真を撮りたくなる。そんな珍しいクレープを販売するのが「Fフ ェリスelis cクレープrepe」だ。始めて約1年だが、女性を中心に幅広い世代から人気を博す。
    同店の特徴はもう一つ。キッチンカーで、県内を中心に各地へ出向いて販売していること。ピンク色に塗装された車は、他のキッチンカーと並んでもひときわ目立つ。
    「おいしいのはもちろん、見て楽しんだり、わくわくしたりしてほしいんです。自分も食べたいと思えるメニューだけを提供しています」


    コロナ禍で子どもの保育園が休みになり、自宅にいる時間が増加。「今の仕事を続けるだけでいいのか」など、今後を考えたとき「挑戦するなら老後よりも今」と感じた。するならアルバイト経験があり、作るのも食べるのも好きなクレープ屋。検討から約1週間、即決だった。
    「外出が制限され、小さい子どもがいる親は大変なはず。『それなら自分から出向こう』と、キッチンカーでの販売に決めたんです。夫も快く後押ししてくれました」
    もちろん良いことばかりではない。営業は天候に左右される。雨でも営業はできるが、お客のことを考え、出店をあきらめることも多い。
    「クレープを作っているときに交わす会話や渡したときの反応を身近に感じられるのが、キッチンカーの魅力。やっていて良かったと心から思えますね」

    販売を続ける中で、「コロナ禍の影響を受ける親子や事業者、地域の皆さんを元気づけたい」と思うようになった。そこで、市内の公園にキッチンカーを出店する「公園でつなぐ応援マルシェ」を企画。2月末までに3つの公園で開き、いずれも多くの人でにぎわった。 「お客さんの笑顔も印象的でしたが、自分自身も地元の皆さんと話しながら楽しく開催できました」
    モットーは「地元の人に喜んでもらう」。名刺にも「奈良発」と書かれ、使用する食材のほとんどを県内産にするなど、地域への想いは強い。
    「規模に関わらず、『笑顔』のためなら出店します。『生駒でキッチンカーといえばフェリスクレープ』と言われるように、がんばりたいですね」

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    [公開日:2022年4月1日]

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