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あしあと

    平松 遼太郎さん(2023年2月号掲載)

    • [更新日:2023年2月8日]

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    平松遼太郎(ひらまつりょうたろう)
    J3に昇格した奈良クラブでディフェンダーとして活躍。本市で生まれ、生駒台小学校・光明中学校で幼少期を過ごす。市内でお薦めの場所は生駒山上遊園地。

    生駒の熱きファイター、地元で新たなステージへ

     2022年11月5日。奈良県をホームタウンとするサッカークラブ「奈良クラブ」は、J3への昇格を果たす。昨年は試合に出場する機会に恵まれず、この日も試合終了のホイッスルをベンチで聞いた。昇格できた喜びよりも、悔しい気持ちが勝まさっていた。
     「地元にJリーグクラブが生まれるなんて、子どものときには考えられなかったです。仲間やファンの皆さんのおかげで実現し、本当にうれしかった。でも、できることならピッチで迎えたかった。それが本心です」

     いつも自分と向き合い、逆境をバネにして、困難を乗り越えてきた。推薦で進学した強豪校・青森山田高校では、それまでのプレーが通用せず、「井の中の蛙」だったことを知る。レベルの高い環境下で必死に実力を付け、3年生でレギュラーを勝ち取り、全国大会出場を果たした。
     大学4年生のとき、同級生が就職活動に励む姿を見て、サッカーを続けるべきか悩んだ。何度も何度も自分の胸に問いかけ、出した答えは「後悔のない人生を送りたい」。このときサッカー選手として生きていくことを決意したから、今がある。
     「先日、母校でキャリア教育の授業をしました。夢をかなえるためには、今何をしなきゃいけないのか。考えるだけでなく、行動することがたいせつだよ、と。それはサッカーだけでなく、受験でも仕事でも人生でも同じだと伝えたかったんです」


     今シーズンから、本市出身の鈴木大誠選手が奈良クラブに加入する。鈴木選手は、小・中学校の同級生。「いつかいっしょにプレーできたらいいな」と話していた仲間と、地元のクラブでJリーガーとして戦う。
     「僕より地元愛が強いやつですよ(笑)。生駒出身の選手が二人もJリーグでプレーすることを、市民の皆さんにもっと知ってほしいです」
     3月5日(日曜日)に開幕するJ3。今年は「勝負の年」だ。
     「最近は現実的な目標ばかりを立てていました。でも、もっと大きな目標を掲げないと成長できない。さらに上を目指し、妥協せず努力して、チームの核としてピッチに立ちたいですね」

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    [公開日:2023年2月1日]

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