救命活動協力者へ感謝状を贈呈

　令和6年7月5日（金曜日）、生駒市消防本部において、迅速かつ適切な通報と救命救護措置を行った救急活動協力者に本市消防長から感謝状を贈呈しました。

　この救命事案は、令和6年5月14日（金曜日）7時35分頃、近鉄けいはんな線白庭台駅のホームで10歳代の男性が突然倒れて心肺停止状態になりました。現場に居合わせた5人の方が互いに協力し、桝崎さんは119番通報を、森下さんはAEDの搬送と心臓マッサージを、片山さんは心肺蘇生（心臓マッサージ・人工呼吸）・AEDによる除細動（電気ショック）を実施。救急隊到着時には心拍と呼吸は再開しており、医療機関で入院治療後に退院され、社会復帰されています。

・桝崎さん　「友を救いたい思いで119番通報をしました。」

・片山さん　「救いたい一心で救護しました。人の命を救えたことを誇りに思います。」

・森下さん　「意識が回復することを願い、必死に心臓マッサージを実施しました。元気な顔を見れて心から嬉しく思います。」

・助けられた男性　「助けてもらわなければどうなっているんだろう。心からありがとうという気持ちでいっぱいです。」

　5人のうちの2人の男性協力者を探しましたが、特定できませんでした。

　迅速かつ適切な通報と救命救護措置された皆様の勇気ある行動に消防職員一同、心から感謝申し上げます。

　勇気ある行動と正しい知識による「早期の119番通報」「心肺蘇生法」と「AED」を実施することで「救命リレー」が繋がり、尊い命が助かりました。皆さんも一人でも多くの方に手を差し伸べ、皆さんが安心して暮らせるまちをつくるために心肺蘇生法を身につけましょう。

　申込み方法は、消防本部のホームページ「応急手当講習のご案内」（別ウインドウで開く）をご覧ください。