救急車の適正利用をお願いします!
- [更新日:2023年5月22日]
ソーシャルサイトへのリンクは別ウィンドウで開きます
救急車の適正利用について
令和4年中の救急出動件数は5,658件で過去最多の件数となりました。
本市の運用救急車は5台であり、救急要請を受けると対応可能な最も近くの救急車が出動しますが、救急出動が増加すると要請場所から遠くの救急車が出動することもあり、現場への到着時間が遅れることがあります。
搬送人員は5,233人で、うち入院を必要としない軽症者は、47,4%にあたる2,482人でした。
また、救急車の必要性が低かったと思われる搬送(非緊急)は、13,1%にあたる683人で、緊急性の低い人からの救急要請が増えると、命に関わる緊急性が高い人への対応が遅れることがあります。
救急車は限りある資源です。
救急車が本当に必要な人のもとに1秒でも早く到着し、適切な応急処置を行い、医療機関に搬送できる体制をつくるとともに、いざというとき市民の皆さんが安心して利用できるよう適正な利用に、ご理解とご協力をお願いします。
過去10年間の救急出動件数や搬送人員の推移
◆救急出動件数
◆搬送人員と軽症者数
◆救急車の必要性が低かったと思われる搬送件数と割合
本市では、令和元年から「救急車の必要性が低かったと思われる搬送(非緊急)件数」の調査を開始し、令和元年は691人、令和2年は536人、令和3年は490人と減少傾向でしたが、令和4年には683人と増加に転じました。令和4年の「非緊急事案」を調査したところ、「発熱」による搬送が令和3年の2倍以上に増加していたことがわかりました。このことから令和4年は新型コロナウイルス感染症の感染拡大の不安等から、比較的軽症の発熱症状を訴える傷病者が救急車を利用されたと推測することでき、増加した一つの原因と考えられます。引き続き、救急車の適正利用にご協力をお願いします。
注意:非緊急とは、救急車の必要性が低かったと思われるものをいいます。
生駒市で実際にあった不適正な利用と思われる一例
・診てもらえる病院が分からないから
・救急車なら、すぐに診察してもらえるから
・赤ちゃんが泣きやまないため心配だから
・ガラスで指を切ったのでタクシーで病院に行こうと思ったが、救急車なら無料だから
こんな時は迷わず119番を!
・胸が激しく痛む
・突然の激しい頭痛
・意識がない
・大出血を伴うケガ
・強い衝撃を受けた交通事故
・広範囲のやけどなど
救急車を呼ぶか迷ったときは
・救急車を呼んだ方がいいか?
・病院で診察を受けた方がいいか?
・自分で病院に行けるけど、診てもらえる病院がわからない?
・急な発熱など子どもの急病時に受診した方がいいか?
・様子をみても大丈夫か?
このように迷ったときは、24時間365日で相談員や看護師からのアドバイスを受けることができる「奈良県救急安心センター」に電話で相談して下さい。
奈良県救急安心センター
相談窓口 | 電話番号 | 対応時間等 |
---|---|---|
奈良県救急安心センター相談ダイヤル | #7119(注意)ダイヤル回線・IP電話からは、0744-20-0119へ | 24時間対応 |
こども救急電話相談 | #8000(注意)ダイヤル回線・IP電話からは、0742-20-8119へ | 平日は、18時から翌8時まで 土曜日は、13時から翌8時まで 日曜日・祝日・年末年始は、8時から翌8時まで |
奈良県救急安心センター(#7119)相談件数
新型コロナウイルス感染症に関する相談窓口(奈良県)令和5年5月8日以降
相談窓口 | 電話番号 | FAX番号 | 対応時間 |
---|---|---|---|
奈良県 | 0742‐27‐1132 | 0742‐27‐8565 | 平日・土日祝 24時間 |
お問い合わせ
生駒市 消防本部 警防課
0743-73-0119(代表)