救急活動協力者に感謝状を贈呈
- [更新日:2023年10月20日]
ソーシャルサイトへのリンクは別ウィンドウで開きます
令和5年10月20日(金曜日)、消防本部において、救命のリレーで尊い命を救った5人の救急活動協力者に対し、生駒市消防長から感謝状を贈呈しました。
本事案は、令和5年8月4日(金曜日)8時45分頃、けいはんな線白庭台駅のホームで50歳代の男性が突然倒れ、心肺停止状態に陥り、現場に居合わせた山本里英さんは119番通報を、石田聡介さんは胸骨圧迫(心臓マッサージ)を実施。知らせを受けた白庭病院で勤務中だった看護師の木村春代さん、山口千枝さん、中谷由紀子さんがAEDを使用した心肺蘇生法を行い、除細動(電気ショック)を施しました。救急隊到着時には、心拍と呼吸が再開していました。
石田さんは、「十数年前、父が外出中に倒れたときに、見ず知らずの方に救命処置を行っていただき一命を取りとめた経験から心肺蘇生法を学び、今回、咄嗟のことであったが「助けないと」との思いから自然と体が動き、胸骨圧迫を行いながら周りにいた方に指示を行っていた。」とおっしゃっておられました。
山本さんは、「石田さんから119番通報を依頼され、突然のことで不安だったが消防指令センター員の誘導で落ち着いて通報することができました。」とおっしゃっておられました。
また、白庭病院の木村さん、山口さん、中谷さんは「現場に着いたときには、傷病者が身に着けていた貴金属などが外され、すぐにAEDを装着できる状態だったので助かりました。3人の日頃の連携が活かされました。」とおっしゃっておられました。
皆様の勇気と迅速かつ適切な救護措置によって「救命のリレー」が繋がり、男性が無事に社会復帰されましたことを消防職員一同、心から感謝申し上げます。
贈呈式
山本さん
石田さん
右から白庭病院の木村さん、山口さん、中谷さん
応急手当講習の申込みについて
勇気ある行動と正しい知識による「心肺蘇生法」と「AED」を実施することで「救命のリレー」が繋がり、尊い命が助かりました。皆さんも一人でも多くの方に手を差し伸べ、皆さんが安心して暮らせるまちをつくるために心肺蘇生法を身につけましょう。
申込み方法は、消防本部のホームページ「応急手当講習のご案内」をご覧ください。
お問い合わせ
生駒市消防本部 警防課
電話:0743-73-0119 内線(400、410)
ファクス:0743-73-0111
電話番号のかけ間違いにご注意ください!