入浴時のヒートショックにご注意を!!
- [更新日:2021年11月25日]
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入浴時のヒートショックについて
寒い日のお風呂は、体が温まり心地が良いものです。一方、入浴する際の体の状態や入浴時の環境によっては、重大な事故につながる危険性があります。
原因の一つと考えられているのがヒートショックです。
ヒートショックの正しい知識を身につけ、冬を乗り切りましょう。

ヒートショックとは
急激な温度変化により血圧が急に変動し身体に悪影響を及ぼすことです。ヒートショックは、失神や、ひどい場合には心筋梗塞・脳卒中など起こる場合もあります。
特に冬場の湯船の中と浴室・脱衣場の温度差が大きくなることから、ヒートショックにより入浴時に心停止に至る可能性が高くなるとも言われています。
東京都健康長寿医療センター研究所の調査によりますと、外気温が低くなる1月は、入浴中に心肺機能停止となる人が最も少ない8月の11倍にもなります。

東京都健康長寿医療センター研究所 「入浴時の温度管理に注意してヒートショックを防止しましょう」パンフレットより引用

ヒートショックを起こしやすい人は
- 高齢者の方
- 高血圧、糖尿病、動脈硬化などの基礎疾患がある方

入浴時のヒートショックの予防策
- 入浴前に脱衣所や浴室を温める
- 湯温は41度以下、湯船につかる時間は10分までを目安に
- 浴槽から急に立ち上がらない
- アルコールが抜けるまで入浴は控える
- 食後すぐの入浴は控える
- 入浴する前に家族に声をかけ、家族の方が時々様子を見に行く

関連リンク
・地方独立行政法人 東京都健康長寿医療センター
東京都健康長寿医療センター 研究所(東京都老人総合研究所)
お問い合わせ
生駒市 消防本部 警防課
TEL 0743-73-0119