米田 秀一 さん(2026年7月号掲載)
- [更新日:2026年6月30日]
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米田 秀一(よねだ ひでかず)
保護司。生駒市保護司会会長。奈良県保護司会連合会副会長。趣味は50年続けているゴルフ。孫と毎日遊ぶことが楽しみ。73歳。本市在住。
誰にも生きる価値がある色眼鏡のない社会を目指して
犯罪や非行をした人たちの立ち直りを地域で支える「保護司」。法務大臣から委嘱された非常勤の国家公務員だが、給料は支給されない民間のボランティアだ。本市で保護司として、犯罪や非行をした人の支援や生活環境の調整など、さまざまな活動に20年以上取り組んできた。
きっかけは42歳のとき。市内の寿司屋でたまたま話した男性と意気投合し、旅行やゴルフなどにもいっしょに行く仲に。その人は当時の生駒市保護司会の会長であった。10年後、居住地区の保護司が退任したことを受け、その男性から「保護司になってほしい」と直々に打診を受けた。
「犯罪をした人は、別世界の人だと思っていました。自分に務まるか不安もありましたが、社会のためになるならと思い、引き受けました」
自治体職員として働いていたため、首長の許可を取り、勤務時間外に保護司の活動を始めた。就任してわずか3日で、保護観察対象者との面接をすることに。何を話せばいいのかと、最初は戸惑いの連続だった。それでもさまざまな相手と面接を重ねる中で、相手の目を見て、趣味や好きなことの話をするなど、少しずつ対話の仕方が分かってきた。
「上からでも下からでもない対等な目線で、純粋に相手を想って話すと、少しずつ心を開いてくれました」
何も話してくれない高校生がいれば、本人の家で両親を交えて話をした。面接日の約束を守らない人がいれば、家に行き、帰ってくるのを待った。非行をした中学生には、「先生を驚かせよう」と提案し、金髪を黒に染めて卒業式に出てもらった。「関わった人たちがまた社会の一員になることが、私のやりがいです」
安全・安心に暮らせる社会を目指し、「社会を明るくする運動」として、街頭や広報車などでの啓発活動にも注力。行政や商工会議所、自治会などと共に、地域ぐるみで活動の輪を広げている。
「周囲から疎外されると、また社会を憎むことにつながりかねません。犯罪や非行をしても、刑期を終えれば一般人。色眼鏡を外し、共に助け合う広い心を持った人づくり・地域づくりに取り組んでいきたいです」
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生駒市経営企画部広報広聴課
電話: 0743-74-1111 内線(広報広聴係:4211、プロモーション係:4221)
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