生駒市こども計画を策定しました。
- [更新日:2025年4月1日]
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策定の背景・趣旨
令和5年にこども基本法が施行され、同法第9条に基づき、こども政策を総合的に推進することを目的とし、こども大綱が策定されました。また、同法第10条2項において、「市町村は同大綱と都道府県こども計画を勘案して市町村こども計画を定めるよう努めるものとする」という旨が規定されました。
これを受け、生駒市としても、すべてのこどもの権利が守られ、健やかに成長・自立できるよう、社会全体で総合的にこども、ならびに子育て家庭を支援する環境を整備することを目的に、「生駒市こども計画」を策定しました。なお、本計画は、こども基本法第10条5項に基づき、子ども・子育て支援法第61条1項を根拠とする法定計画である子ども・子育て支援事業計画(第3期)を包含する計画として策定しています。
生駒市こども計画

キーメッセージと基本理念

キーメッセージ

こどもは大丈夫。オトナは大丈夫?
我々オトナは、こどもの権利を認め、こどもの意見を尊重し、一人の人間としてこどものありのままを受け止めることができているでしょうか?こどもに対して、オトナが考える幸せの価値観を押し付けたり、育ててあげている、教えてあげていると思ったりしていないでしょうか?
こどもは、生まれながらに一人ひとりが独立した人格を持つかけがえのない存在です。こどもは、ありのままの自分を一人の人間として受け入れられ、自分の権利が認められ、ここにいていいと思える「自己存在感」を感受することで、周りの大人への愛着が形成されます。こどもはそれを基盤として、ありのままの気持ちや願いを安心して表現でき、外の世界への挑戦を重ね、自らの意思で自分の人生を選択していけるようになります。自己存在感と自己決定は、こどものウェルビーイング(注意)を高めるうえで大きな要素です。
もともとこどもには「自ら育つ力」があります。我々大人は、こどものウェルビーイングを考えるとき、こどもが持つ「自ら育つ力」を信じ、自ら発達、成長できるよう手助けし、こどもがこの力を発揮できる環境を整えることが大切です。そのために、身近な大人だけでなく地域の大人の多様な価値観にも触れる中で、こどもの自己決定を尊重し、成長していくこどもを安心して見守ることができるよう、大人が意識を変え、大人同士で学び、悩み、育ち合い、こどもとの信頼関係を築きながら、大人みんなで地域のこどもたちのウェルビーイングを大切にする文化を醸成していきたいと考えます。
本計画では、こうした想いを踏まえ、「こどもが地域の信頼関係の中で育ち、願いや希望を安心して表現しながら、人生を選択できるまち」を目指します。子育てを社会に開き、家庭の中だけで完結させなくてよいまち、地域でこどもが育つまちづくりを進めていきます。

基本理念
■普遍的な目標(Mission)
こどものウェルビーイングを高める
■目指す姿(Vision)
こどもが地域の信頼関係の中で育ち、願いや希望を安心して表現しながら、
人生を選択できるまち
■大切にしたい価値(Value)
大人の意識変容 ・ 地域で育つ ・ こどもの自己決定


計画策定係る意見聴取の報告書・パブリックコメントの概要
生駒市子育て支援に関するアンケート
「生駒市居場所に関するアンケート調査」の結果とワークショップ
「生駒市こども計画(案)」についての意見募集(パブリックコメント)
こども版パブリックコメント