生駒市親子ふれあい農業体験学習を実施しました(平成26年度)
- [更新日:2021年2月24日]
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親子で田植えから草刈、稲刈までを行い、収穫した餅米で餅をつき食べることで、農業の大切さ、人と自然の共生について学んでもらうため、親子ふれあい農業体験学習を市内2か所(高山町と小明町)において実施しました。
体験学習計画
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体験学習状況
4月15日号の広報で、各地区20組ずつ募集をしたところ、高山地区において小学生13名、保護者15名の応募、小明地区において小学生17名、保護者18名の応募がありました。多くの方のご応募ありがとうございました。
(注意)現在は、募集を終了しておりますので、ご了承ください。
5月10日(土曜日) 10時から説明会
説明会を実施しました。今後の体験学習の計画についてや注意事項についてなど説明をさせていただき、保護者の代表、小学生のリーダーを決定しました。小学生の出席者も熱心に耳を傾けてくれていました。
6月8日(日曜日) 田植え体験(晴れ時々くもり)
青空の下、準備万端の恰好で田植え体験を行いました。初めは慣れない足取りで、どろに足をとられ、どろまみれになりましたが、かえるを見つけたり自然と触れ合いながら田植えをすることができました。小学生の参加者からは、「田植えの大変さが分かりました。」との声が多くありました。
稲刈りまでに、除草作業や水抜きなどの作業を行います。苗は1週間毎に見ると、みるみる大きくなっていくのがよく分かりますので、お近くにお立ち寄りの際は、のぞいてください。
9月23日(祝日) 稲刈り体験(晴れ)
台風の影響もなく、青空の下、稲刈り体験を行いました。2~3本しか植えていなかった株が増えて、豊かに実った稲穂は1株刈るのも一苦労でした。もくもくと刈ってはくくるという作業を行いました。刈り取りが終わった田んぼからは、かえるやバッタなどの生き物が現れました。はさがけの時は、くくった稲を親にわたしてかけてもらうという共同で作業を行いました。「楽しかった。早く食べてみたいです。」と餅つきが待ち遠しい様子でした。
餅つきまでに、はさがけで2週間ほど天日干しにし、しっかりと乾かしておいしい餅米にします。乾燥後は、脱穀という作業をします。その後、籾すりを行い、「玄米」と「籾殻」に分けます。そして、玄米を精米すると白米になり、餅米は、蒸してから臼と杵で餅つきをすれば、おいしいお餅になります。
11月29日(土曜日) 餅つき体験(雨のちくもり)
あいにくの雨模様でしたが、奈良交通北大和営業所で餅つき体験を行いました。バスの乗り方等の研修もしていただき、楽しく餅米が蒸しあがるのを待ちました。お餅を一生懸命ついて、丸めていただきました。つきたてのお餅は普段食べているお餅よりやわらかく、また田植えから育てた餅米を使用しているため、格別美味しく感じました。
12月13日(土曜日) しめ縄作り体験(晴れ)
エコパーク21で、稲わらを用いて正月用のしめ縄作りを行いました。初めは、縄をなうという慣れない作業にとまどいましたが、講師の先生に丁寧に教えていただき、しめ縄作りに没頭しました。小学生の参加者も保護者の方も楽しそうに作業をし、正月を迎える用意をしました。
1月24日(土曜日) 体験学習発表会
体験学習の発表会を実施しました。1年を通して行ってきた体験学習もこれで終わりを迎えます。小学生の参加者には、感想文を一人ずつ発表してもらいました。初めての農業体験は楽しく学習できたようで、普段食べているものへのありがたさなども実感してもらえたことがうかがえました。
来年も実施予定です。多くの方の参加をお待ちしています。