生駒市が取り組む介護予防事業のページ
- [更新日:2021年2月24日]
ソーシャルサイトへのリンクは別ウィンドウで開きます
(市町村介護予防強化推進事業)
厚生労働省の平成24年の新規事業で、全国13の自治体で実施しており、近畿圏内では生駒市のみが事業を推進しています。
対象は、二次予防事業対象者から要介護2までの方で、現行の介護保険サービスを利用していない方(短期入所、福祉用具貸与・購入、住宅改修を除く)で、モデル地域(*1)にお住まいの方となります。
主な事業内容は、「足腰が弱くなってきた」「長距離の歩行が難しい」「痛みがあるため、安静にしている時間が増え、体力が落ちてきた」「買い物に行くのが難しくなってきた」等に対して、専門スタッフ(*2)が「サービスニーズの把握」「必要なサービスの実施」「効果の計測及び課題の整理」を行い、失われた機能が少しでも回復していくことを支援するものです。
(*1)モデル地域
生駒市社会福祉協議会地域包括支援センター、生駒市阪奈中央地域包括支援センター、生駒市東生駒地域包括支援センターの担当エリア
(*2)専門スタッフ
保健師、看護師、理学療法士、作業療法士、社会福祉士、介護福祉士、運動指導士等
介護予防事業の紹介

通所型事業~筋力・持久力・バランス力アップ~
専門スタッフが、筋力・持久力・バランス力等の評価を行いながら、自宅での生活が行いやすいよう、また、あきらめかけていた楽しみや趣味を再開できるよう、身体機能の向上を目的にサービス提供し、自立支援を促します。
実施内容
- マシーンによる筋力増強運動
- セラバンドによる筋力増強運動
- ステップによるバランス・有酸素運動
- 個別課題運動(理学療法士、作業療法士による個別介入)
1クール3ヶ月間のプログラム
週に2回(全24回)
・毎週(火曜日)13時00分~15時00分
・毎週(金曜日)13時00分~15時00分
(注意)口腔・栄養指導が各3回含まれますので、その時は終了時間が15時40分となります。通所型事業では、一人で来所できない方には送迎のサービスを行っています。
セラバンドによる筋力増強運動
マシーンによる筋力増強運動

訪問型事業
通所型事業に参加している方のお宅を専門スタッフ(*1)が訪問し、自宅での動作で困っている動きがないか、環境(浴室・トイレ・玄関・階段等)を変えた方が良いところはないかなどの評価を行い、必要に応じて自宅内でのセルフケアプログラムの提案や住宅改修等の相談に応じ、活発かつ持続可能な自宅での生活スタイルを提案します。
(*1)専門スタッフ
保健師、理学療法士か作業療法士、地域包括支援センター職員
実施内容
- 家屋改修、代替案の提案
- 生活行為(家事・身のまわりの行為等)の実施状況の評価
- 活動目標の提案
- 自宅でのセルフケアの実施方法指導
1クール参加中、1~3回程度
自宅での動作確認

自宅周囲の散歩道確認

転倒予防教室
運動指導士が中心となり、転倒を予防するための体づくりやセルフケアへの動機づけ、地域で活動的な生活が送れるよう支援します。
実施内容
- 転倒を予防するために必要な知識の獲得と体作りの実践
- 自宅でのセルフケアの実施方法の提案
- 仲間づくり
1クール3ヶ月間のプログラム
週に1回(全12回)
・毎週(水曜日)10時00分~11時30分

いすを使っての転倒予防

片足立ちで転倒予防

ひまわりの集い~食事を通じて外出機会を増やす~
生駒市健康づくり推進員連絡協議会の協力を得て、閉じこもりがちな高齢者の生活意欲の向上のため、レクリエーションの実施や作りたての食事を提供することにより、外出機会の増加を目指し、体力・気力の向上や仲間づくりを行っています。
実施内容
週に1回
・毎週(木曜日)10時30分~13時00分
月に2回
・隔週(月曜日)10時30分~12時30分

ピザ作り

みんなでお食事

生活支援サービス
掃除や買い物、ごみの分別や草引き等、日常生活において不自由になっている生活行為に対して、一時的または継続的な支援を本人と一緒に実施し、生活のしづらさを軽減します。
実施内容
買い物、草むしりなど家まわりの手入れ、布団などの大物の洗濯、電球の取り換え、窓ふきなど、日常生活の援助
お問い合わせ
生駒市福祉部地域包括ケア推進課
電話: 0743-74-1111 内線(予防推進係:2912、包括ケア推進係:2921、基幹型地域包括支援センター係:2931)
ファクス: 0743-72-1275
電話番号のかけ間違いにご注意ください!