新型コロナワクチン冷凍庫を奈良先端科学技術大学院大学へ無償譲渡 ～ワクチン接種の終了に伴い不要になる冷凍庫を有効活用します～

新型コロナワクチンの公費負担による無料接種は令和6年3月31日をもって終了します。それに伴い、本市は不要となるワクチン保管用冷凍庫9台を、奈良先端科学技術大学院大学へ無償譲渡します。

ワクチン保管用冷凍庫は、国から自治体に無償譲渡されたものであり、不要となった冷凍庫の処分は自治体に委ねられていますが、処分にあたっては可能な限り有効活用をするようにと国から通知されているところです。本市が冷凍庫の譲渡先を探していたところ、大学から冷凍庫を活用したいとの希望があったことから譲渡が決定しました。冷凍庫は、動植物の細胞、DNA、RNA等の実験用サンプルの保存に活用される予定です。

本市と奈良先端科学技術大学院大学は、それぞれが持つ知的・人的・物的資源等を有効に活用し、相互に協力することで、地域社会の発展や市民生活の質の向上等を図ることを目的とした包括連携協定を令和3年10月21日に締結しています。不要となった冷凍庫が研究に活用され、研究成果が社会に還元されることを期待しています。

• マイナス75℃対応「超低温冷凍庫」8台
• マイナス20℃対応「低温冷凍庫」　1台

日時：令和6年2月20日（火曜日）　午前10時30分　　　　　

場所：国立大学法人　奈良先端科学技術大学院大学

（注意）当日は9台のうち3台を引き渡します。残りは不要になり次第随時引き渡し、ワクチン接種終了後に最終9台すべてを引き渡します。