『たけのこ通信』(第15号)
- [更新日:2025年10月6日]
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生駒市家庭教育支援チーム「たけのこ」は、子育てや家庭教育を地域全体でサポートすることを目的に、有志の市民が集まり結成されたグループです。
令和7年9月18日(木曜日)生駒小学校で本年度2回目の家庭教育支援イベント「たけのこ ふれ愛 in 生駒小 part2」を開催し、保護者は子育てセミナーを、子どもたちは葛餅作りを行いました。今回の参加者は保護者47名と子ども50名です。残暑厳しい日でしたが、多数ご参加いただきありがとうございました。

『くず(葛)』ってなあに?学んで作って食べてみよう
保護者が学級懇談会と「たけのこ」セミナーに参加しているとき、子どもたちは井上天極堂さんによる出前授業で奈良の伝統食材の吉野本葛について学びます。葛の根、葉や蔓、精製されたくず粉の実物を見たり触ったり、また、クイズに答えたりと、全員が夢中になりました。次は葛餅作りの実習です。生地を練る作業は加熱を伴うので、地域学校協働活動本部の方にも協力をお願いしました。くず粉に少量の砂糖と水を加えてへらでかき混ぜながら加熱すると、だんだん葛餅らしい透明のかたまりができ、子どもたちからは歓声が・・・。そして、お楽しみの試食タイムでは「おいしい!」「家でも作りたい!!」などの声があふれていました。



子育ての喜びも、不安や悩みも…話が尽きないグループワーク

保護者はまず、3~4人のグループで、お子さんが夢中になっていること、自身のマイブーム、お子さんの成長を感じた出来事を話題に、一人ずつ自己紹介をしました。グループ内のお子さんの事が少しわかってきたところで、たけのこスタッフが、「忠告を聞かずに失敗した子どもを親が強く叱責する」という朗読劇を披露。保護者にも経験があるのか、迫真!?の演技に笑いも起こりました。この劇をもとに、子育てでイラっとしたことや、叱りすぎて後悔したことをグループで話し合いましたが、子育ての悩みや苦労はすべての保護者にあり、同じように苦しい思いをしていることを分かり合えたグループトークになりました。

子育てが辛いなと感じる時の対処法は?

・自分だけ美味しいものを食べる
・早起きして動画配信サービスを観る
・食器を洗わずに寝る
など、クスっと笑える様々な対処法を知って、保護者は驚いたり納得したり。とても楽しい話し合いの時間でした。

参加者の声(アンケートより)

・自分の子育ての悩みを聞いてもらえた
・最近しんどかったので、他の方と話せてすっきりした
・自分と同じ経験談にほっとし、また、自分と違う視点での発言に発見があった
・子育ての悩みやイラっとした時の発散方法が自分と似て面白かった
・悩みを共有して「自分一人ではない」と分かった
・忙しい中にも楽しさがあって、みんな頑張って子育てしている

「たけのこ」はこれからも家庭教育支援を続けます

参加者からは、セミナー時間の延長や子どもが楽しめる調理実習の開催、反抗期やSNSについての講演などの要望がありました。今後も「たけのこ」はこのようなイベントを通して、保護者の皆様が自信をもって家庭教育に取り組み、安心して子育てができる環境を整える為にはどのような支援ができるかを考え、企画をしてまいります。
お問い合わせ
生駒市生涯学習部生涯学習課
電話: 0743-74-1111 内線(生涯学習係:3710、文化振興係:3722、青少年係:3731)
ファクス: 0743-74-9100
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