伝統文化を職人が伝授 茶筌の制作体験(広報いこま2018年9月15日号掲載)
- [更新日:2021年2月24日]
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伝統文化を職人が伝授 茶筌の制作体験

「細かな作業、めっちゃ難しい」「目がちかちかする」
生駒北中学校の1年生31人が茶筌作りの最終工程「糸通し」を体験。細かく削りあがった茶筌の穂に糸をかけて、オリジナルの1本を作りました。
茶筌の国内生産量の9割以上を占める高山町。その地域にある同校では、15年以上前から茶筌職人が出前授業を行っています。「日本で見る茶筌はほとんどが高山産です」と話す、高山茶筌生産協同組合で理事長を務める、久保恭きょうすけ典さん。500年以上続く伝統文化を子どもたちに伝えています。
「自分で作ることで高山の文化を身近に感じ、育った場所を誇りに感じてほしいですね」

繊細な作業に悪戦苦闘する子どもたち。茶筌制作を通じ、地場産業を学習しました。