食べられるのに捨てられている食べもの「食品ロス」について、考えてみませんか
[2020年6月25日]
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食品ロス削減国民運動のロゴマーク「ろすのん」
まだ食べられる食品がごみとなって排出される「食品ロス」。
日本では、平成26年度推計で年間約621万トンの食品ロスが発生しており、一人当たり茶碗1杯分の食べ物を毎日捨てている計算になります。これは、世界中で飢餓に苦しむ人たちへの食糧援助量約320万トンを大きく上回ります。
本市の平成28年ごみ組成調査によると、燃えるごみの約6%が手つかずの食品でした。これは、年間で一人約10キログラム、毎週おにぎりを2個捨てていることになります。
食品ロスの約半分は家庭から発生しています。主な原因は、「鮮度の低下や腐敗」「消費期限、賞味期限切れ」などです。
食品を無駄なく消費すれば、食品ロスは減らすことができるのです。
生駒市環境基本計画推進会議(ECO-net生駒)のせいかつ環境部会では、食品ロス削減に向けた啓発を実施しており、ポスターを作成しました。
ポスターは、市内のスーパーマーケットや公共施設に掲示しています。
食品ロス削減啓発ポスター
1 消費期限と賞味期限の違いを正しく理解する
「食べても安全な期限」という意味の消費期限は、品質の劣化が早い食品に表示されます。期限を超えたものは食べないほうが安全です。
一方、賞味期限は、「おいしく食べられる期限」という意味で、品質の劣化が比較的遅い食品に表示されます。期限を超えてもすぐに食べられなくなるわけではありません。
2 買い物前に、食材の在庫を確認!必要な分だけを買うようにする
値段が安いと、食材を買いすぎたり、在庫があるのを忘れて同じ食材を買ってしまったりして、使いきれずに腐らせてしまうことがあります。
買い物をする前に食材の在庫を確認し、必要なものを必要な分だけ買うようにしましょう。また、買ったものを使い切る、食べきることを心掛けましょう。
3 外食では食べられる分だけ注文。必要に応じて持ち帰る
外食では、食べられる分だけ注文するようにして、残飯が出ないようにしましょう。食べきれない場合は、持ち帰りができるか聞いてみてください。
食品リサイクル・食品ロス(別ウインドウで開く)(農林水産省リンク)
食べ物のムダをなくそうプロジェクト(別ウインドウで開く)(消費者庁リンク)
もったいない0(ゼロ)プロジェクト(別ウインドウで開く)(国民生活産業・消費者団体連合会リンク)
業務時間 8時30分~17時15分【閉庁日 土・日・祝・年末年始】
法人番号 1000020292095