【図書館で新しい刺激を】働く大人の週末ゼミ「理系、実は身近」
- [更新日:2026年10月6日]
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働く大人の週末ゼミ「理系、実は身近。」
週末の図書館で新しい刺激を。
上質な学びと大人の交流の場、連続講座を開催します。
第三弾となる今年は理系分野にフォーカス。「なんで?」が「なるほど!」に変わる夜をご一緒に。
皆様のご参加をお待ちしております!

申込
申込はこちら(別ウインドウで開く)から
・定員…70名(先着順)
講座詳細
日時・会場
金曜日 19時0分~20時30分(開場 18時30分)
(注意)17時0分に一度閉館後、イベント時に再度開館します。
会場:生駒市図書館内 パフォーマンススペース(生駒市図書会館 1F)
11月13日(金曜日) 食べものはどうやってできてきた? ―品種改良の最新技術
人類が農耕生活を始めてから、偶然に「良いもの」が生まれ、それを栽培・飼育することを繰り返し、食べ物を改良してきました。
これまで、「どうして」良いものができたのか原因がわからなかったのですが、分子生物学(遺伝子やゲノムなどの学問)が発展し、その「どうして」に答えられるようになりました。そして、「偶然」ではなく「設計して計画的」に「良いもの」(品種)を作れるようになりました。
本講座では「DNA・遺伝子・ゲノム」の説明から、最新の品種改良技術である「ゲノム編集技術」の活用についてお話しします。
京都大学大学院農学研究科・准教授

・1981年 滋賀県立膳所高等学校卒業
・1986年 京都大学農学部水産学科卒業
・1991年 京都大学大学院農学研究科水産学専攻 博士後期課程 修了
・京都大学農学博士(1991年)
・1994-2021年 京都大学農学部・助手
・2021年- 京都大学大学院農学研究科・准教授
・現在の専門分野:魚類発生工学
11月27日(金曜日) 隕石とは何か?どこからくるのか?
隕石はどこから飛んでくるのか?
多くは太陽系内の火星と木星の間にある小惑星帯から飛来しますが、実は火星や月からの隕石もあること。華々しい隕石落下の様子や日本隊による南極での大量の隕石発見。また、隕石落下の一番古い記録は日本にあり、平安時代に九州の神社に落ちたこと。隕石中にダイヤモンドのあることやその成因についての論争。小惑星探査機「はやぶさ2」から何がわかったのか?
隕石から宇宙の秘密に思いを馳せましょう!
講師:松田准一さん
大阪大学名誉教授、理学博士

1948年兵庫県生まれ。東京大学(物理学科)、東京大学大学院(地球物理学専攻)を修了。理学博士。専攻は宇宙地球科学。神戸大学助手、助教授、大阪大学助教授、教授を経て、2012年に退職。現在、大阪大学名誉教授、国際隕石学会フェロー。日本地球化学会元会長。2013年東京藝術大学美術学部芸術学科に入学するが、2016年に中途退学。研究においては、日本地球化学会賞、三宅賞、Geochemical Journal論文賞、教育においては、大阪大学教育・研究功績賞、大阪大学共通教育賞などを受賞。
著書に『隕石でわかる宇宙惑星科学』(大阪大学出版会)などがある。
12月18日(金曜日) おいしさの化学―おいしさとはどのような構造をしているのか
料理の基本ともいえる「ダシ」。私たちはなぜ、ダシの味わいを「おいしい」と感じるのでしょうか? そこには、味覚や身体の仕組みだけでなく、長い歴史の中で育まれた食文化も関わっています。
ダシを手がかりに、生理学と文化の両面から「おいしさ」をひも解き、その奥にある秘密に迫ります。
講師:伏木亨さん
京都大学名誉教授、甲子園大学特任教授

1953年舞鶴市生まれ、滋賀県に育つ。1975年京都大学農学部卒業、1994年より京都大学農学研究科食品生物科学専攻教授。2015年より龍谷大学農学部食品栄養学科教授、龍谷大学食と農の総合研究所付属食の嗜好研究センター長併任。
専門は食品・栄養化学。研究テーマは、油脂やダシのおいしさのメカニズムの解明、おいしさの客観的評価手法の開発研究。
日本栄養・食糧学会評議員、日本香辛料研究会会長、日本料理アカデミー理事。
2008年安藤百福賞、2009年日本栄養・食糧学会賞、2012年日本農芸化学会賞、同年飯島食品科学賞、2014年日本味と匂学会賞授賞、 同年紫綬褒章受章。
著書に、だしの神秘(朝日新書)、味覚と嗜好のサイエンス(丸善)、 おいしさを科学する(ちくま新書)、人コクと旨味の秘密(新潮文庫)、だしとは何か(アイ・ケイコーポレーション)、日本料理大全(シュハリ・イニシアチブ)など。
1年8月(金曜日) フラクタル日除け「不完全だから進化する」―自然は100点を目指さない
フラクタル日除けは穴だらけです。日除けと言いながら、太陽の光は漏れてきます。それでも涼しいんです。
自然は完璧を目指しません。自然界はカオスです。ある瞬間に完璧でも、ちょっと条件が変われば完璧でなくなってしまいます。完璧であることよりも、少々条件が違っても大崩れしないほうが大切なのです。
「最適」解は、定義によって一つしかありません。でも「そこそこ良い」解は、たくさん考えられます。チョイスはたくさんあった方が楽しいですよね。
講師:酒井敏さん
京都大学名誉教授、静岡県立大学グローバル地域センター特任教授、副学長

1957年静岡県生まれ。理学博士(京都大学)。京都大学教養部助手、京都大学総合人間学部助教授、京都大学大学院人間・環境学研究科教授を経て2023年より現職。専門は地球流体力学で、大気や海洋の力学的構造の研究のほか、フラクタル構造を応用した日除けを開発するなど、多様な研究を展開している。2017年、京都大学の未来に危機感を抱き「京大変人講座」を開講。著書に『都市を冷やすフラクタル日除け』『京大的アホがなぜ必要-カオスな世界の生存戦略』『野蛮な大学論』『カオスなSDGs グルっと回せばうんこ色』、共著に『京大変人講座』『もっと! 京大変人講座』『京大的教養「正しさは伝わらない、楽しさはうつる」』などがある。
1月22日(金曜日) 建築を読むのは、わたしたちの身体
建築は、理系でありながら、文系的でもあります。科学は、誰がやっても同じ計算や論理、実験などの反芻可能性が大事ですが、他人と違うことが評価される芸術の領域にも関わってくるのが建築です。そこが面白い。
誰もが皆、生まれた瞬間から建築と対話しています。三次元の空間である建築を読むのは、わたしたちの身体です。「建築を読む」というのを言い換えると、空間を認識する感覚のことです。そんなことをみなさんと一緒に考えてみたいと思います。
講師:光嶋裕介さん
建築家・一級建築士・博士(建築学)

1979年 米ニュージャージー州生まれ
2004年 早稲田大学大学院修了
2004年〜2008年 ザウアブルッフ・ハットン・アーキテクツ(独・ベルリン)勤務
2008年〜 光嶋裕介建築設計事務所(www.ykas.jp)を開設。
2021年〜2024年 神戸大学特命准教授
2025年〜 高知工科大学特任教授
主な作品に、《凱風館(神戸、2011)》、《森の生活(長野、2018)》、《桃沢野外活動センター(静岡、2020)》、《MIKKE(山口、2024)》など多数。2015年にAsian Kung-Fu Generationの《Wonder Future》全国ツアーのステージデザイン。
主な著書に、『幻想都市風景』(羽鳥書店、2012年)、『増補 みんなの家』(ちくま文庫、2020年)、『ここちよさの建築』(NHK出版、2023)、『建築のはじまり』(左右社、2025)など多数
アクセス
図書館内 パフォーマンススペース
(生駒市辻町238番地生駒市図書会館1F )公共交通機関をご利用ください。
・近鉄奈良線東生駒駅から北へ約700メートル
・奈良交通バス「生駒市図書会館前」下車 すぐ
お問い合わせ
生駒市図書館
電話: 0743-75-5000
ファクス: 0743-73-3600
