用語の説明

インターネットに接続する時、そのシステムの利用者であると判別するために設定された認識番号。ユーザーIDと呼ばれる場合もある。

インターネットプロトコル（Internet Protocol）と呼ばれ、インターネットのネットワーク上にある1台1台のパソコンを識別するための数字。世界で一つの番号である。

ネット上で、もう一人の自分として表現するためのキャラクターのこと。髪型や洋服、持ち物などのアイテムを加えることで、自分のオリジナルのアバターを作ることができる。

他人のパソコンにダメージを与えるために作られたプログラム。勝手にパソコンに入り込んで、ファイルをこわしたり、ほかの人にウイルスを送りつけたりする。

人と人とがコミュニケーションを取れる場を提供するサービス。自分に関する情報を公開することで、つながりが広がっていく。

インターネットがつながった状況で、遊ぶことのできるゲーム。

携帯電話端末ごとに割りふられている固有の番号。たとえば製造番号や機種名などが含まれる。携帯電話会社などによって呼び方は異なる。

迷惑メールやなりすましメール対策の一つで、受信したいメールや拒否したいメールなどを指定して、メールを受け取る。

承諾なしに、みだりに容貌・姿態を撮影されたり公開されたりしない権利。本人の許可なく、容姿などを撮影したり、その写真をウェブページなどで公開したりすることは肖像権の侵害にあたるとされる。

携帯電話にパソコンと同じウェブブラウザが使える機能や電子メールの送受信、写真、音楽などの再生が可能な機能を加えたもの。手のひらサイズのコンピュータという感覚で使われている。

不特定多数の人へ転送目的に発信される電子メールのこと。いたずら目的でばらまかれる場合が多く、チェーンメールが増えることでネットワークやサーバに負荷がかかるため注意が必要である。

コンピュータが双方向でインターネットにつながった状態で、文字によるリアルタイムでコミュニケーションを取る方法。だれでも参加できるチャットと、限られた人だけが参加可能なチャットがある。

140文字という枠のなかで投稿するSNSのひとつ。「つぶやき」とも呼ばれている。

電子メールに付けて送るファイル。ウイルスが付いたファイルが送られてくる場合もあるので、知らない人から届いたメールや添付ファイルは簡単に開かないように注意が必要である。

インターネットで商品やサービスを売買すること。

他人のふりをしてネット上で行動すること。名前をかたって書き込みをする、ID・パスワードを盗んで他人のアカウントを利用するなどのパターンがある。

メールのやり取りや掲示板、チャット、オンラインゲームなどに異常に執着し、ネットのコミュニケーションに多くの時間を費やし、日常生活に支障が出るような症状のことをいう。

特定のサービス利用開始時に入力する数字や文字の羅列。ユーザーIDとセットで使われることが多い。

銀行や政府機関などの正式なホームページだと装って、クレジット番号や暗証番号を抜き取ろうとする不正な行為。

実名登録で人と人が繋がり、情報交換を行う場所として活用されている。アメリカで大学生を対象にしたサービスとして始まった。

公表されたくない情報を、みだりに公表されない権利。

無料の電子メールアドレスが発行されて、送受信できるサービス。

自分のプロフィールを作成・公表できるサービス。自己情報を書き込む内容が多いため、個人情報の取り扱いに十分注意を払う必要がある。

「Web Log」（ウェブページの履歴の意味）。日記形式のウェブページのこと。簡単に作成できるが他の人がコメントを書き込めるため、誹謗中傷やアダルトサイトへのリンクが貼られたりと、初心者トラブルも多い。

一方的に多数の人に宛てて送信されるメール。スパムメールとも呼ばれる。ウイルスの付いたファイルが添付されている場合もあるので注意が必要である。

ウェブページや電子メールに書いてあるURLをクリックしただけで契約が成立し、入会金や会費などの名目で法外な金額の請求を受けること。

（以上、東京都青少年・治安対策本部「インターネットガイドブック」より）