自主防災会を結成しよう

自主防災会とは
自主防災会とは、災害時に住民のみなさんが地域ごとに団結し、「自分たちの地域は、自分たちで守る」という、自発的な意思に基づき結成された組織です。
本市では、自治会または複数の自治会を単位として自主防災会の結成を推進しています。

自主防災会の必要性
大規模な災害が発生した場合、行政をはじめ各防災機関は、全力を挙げて防災活動を行いますが、通信網の不通、交通障害の発生など、悪条件が重なるとその力は分散を余儀なくされ、被災地域での救助・救援活動をじゅうぶんできないことも考えられます。
このような事態に直面した場合、消火活動、救出救護活動、避難誘導活動を行うのは、被災地域のみなさん自らなのです。
このため、住民のみなさんが地域ごとに団結し、組織的に行動することが必要です。

災害救助例
平成7年1月に発生した阪神・淡路大震災により生き埋めや建物などに閉じ込められた人のうち、救助された約95%は、自力または家族や隣人によって救助され、専門の救助隊に助けられたのは、わずか1.7%でした。(「兵庫県南部地震における火災に関する調査報告書」日本火災学会より)

生駒市の自主防災会

結成数
令和5年4月1日現在、市内128自治会のうち123の自治会で自主防災会が結成されています。

自主防災会の活動

地域内の安全を確かめよう
- 予想される震度などの情報や、災害の危険度が高い場所を確認
- 高齢者や体の不自由な人など災害時に支援が必要な人、救助に協力できそうな人を確認

災害について学ぼう
- 防災に対する理解を深めるため、防災の専門家などの話を聞く

防災対策を考えよう
- 住宅や職場の建物の安全性を高めるため、建物の耐震化や家具の転倒防止などについて考える
- 最低3日分以上の水と食料を備蓄
- 携帯トイレ、カセットコンロ、懐中電灯、ラジオ、電池・モバイルバッテリーなど必需品の準備

防災訓練をしてみよう
- 初期消火訓練
火災の拡大を未然に防ぐ - 避難訓練
避難経路の確認など - 救出・救護訓練
応急手当や倒壊家屋の下敷きになった人の救出方法などの習得 - 炊き出し訓練
被災後の簡易な食事の提供
地域の自主防災会活動に積極的に参加して、日ごろから災害に備えましょう。
お問い合わせ
生駒市経営企画部危機管理課
電話: 0743-74-1111 内線(危機管理係:3110)
ファクス: 0743-74-9100
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