幼稚園・小中学校における熱中症対策の取組
- [更新日:2024年11月22日]
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本市では、平成28年8月に市内中学生の生徒が部活動中に熱中症で倒れ、その後亡くなるという痛ましい事故がありました。二度とこのような事故を起こさないためにも、幼稚園・小中学校では、日々、熱中症に対して十分注意しながら活動しています。
年々暑くなる日が増えてきている状況にあります。令和6年4月には「熱中症特別警戒アラート」が創設されました。生駒市教育委員会として、より一層の熱中症対策の推進に努めてまいります。

幼稚園・小中学校における熱中症対策の取組について

生駒市の熱中症対策の取組
◇園学校の取組
・暑さ指数(WBGT値)の定期的な観測
暑さ指数が31を超えた場合、原則屋外での活動の中止
・健康チェックシートの活用・園児児童生徒の日々の体調確認
・熱中症対策の取組に関する点検・評価表の活用
・屋内用大型扇風機・ミスト付き扇風機の活用
・部活動終了後は涼しい部屋等でクールダウン・水分補給後に帰宅させる。
・万が一事故が起こった場合に備え、休憩場所として冷房の入った部屋の確保とともに、氷や扇風機など熱放散のための準備、経口補水液の常備
・熱中症の危険度が高まる時期に、運動場への常設テントの設置
・保健だよりなどを通した啓発
◇市の取組
・体育館へのエアコン設置推進
・保育園・幼稚園・小中学校職員に対して、熱中症予防対策研修会を毎年実施
・生駒市熱中症予防・対応マニュアルの作成

熱中症警戒アラート及び熱中症特別警戒アラート発表時の対応

熱中症警戒アラートが発表された場合
その日の屋外での活動(部活動を含む)を原則中止します。ただし、大会等においては、水分補給、WBGTの測定、児童生徒の健康観察を十分に行った上で参加することも可能とします。
屋内の活動(部活動を含む)においても、活動を行う際には、水分補給をさせ、帰宅前には健康観察を十分に行ってから帰宅させます。

熱中症特別警戒アラートが発表された場合
幼稚園・小中学校において、原則臨時休業とします。
保育園・こども園については、原則家庭保育とします。ただし、就労等で保育が必要な場合は、安全に十分配慮し保育を行います。