熱中症を予防しましょう!!
- [更新日:2023年2月3日]

熱中症を防ぐため、マスクは適宜はずしましょう
気温が高くなり、熱中症で救急搬送される事例が全国で増えています。マスク着用時は、熱中症のリスクが高くなります。国の指針に基づき、マスク着用が必要ない場面などでは、適宜マスクを外してください。以下の場合は着用不要とされています。
- 屋外で2メートル以上を目安として他者との距離が確保できる場合や会話をほとんど行わない場合
- 屋内で他者との距離が確保できており、会話がほとんどない場合
- 2歳児未満には推奨していません(施設内に感染者が生じている場合等、施設管理者等の判断により、無理強いすることのない範囲で、マスク着用を求める可能性あり)
詳しくは厚生労働省の「マスクの着用の考え方及び就学前児の取扱いについて(2022年5月20日)」をご覧ください。
(注意)高齢者や子ども、障がいのある人などは、熱中症になりやすいので特に注意が必要です。
3密を避けながら周囲の皆さんからも積極的な声かけをお願いします。
熱中症関連情報はこちらから(リンク)
『熱中症警戒アラート』について (LINEやメールで熱中症に関する情報を受け取ることができます)
職場における熱中症予防ポータルサイト「学ぼう!備えよう!職場の仲間を守ろう!職場における熱中症予防情報」
厚生労働省事務連絡(マスクの着用の考え方及び就学前児の取扱いについて)

1、暑さを避けましょう
- エアコンを利用するなど、部屋の温度を調整する
- 換気扇を使ったり、窓を開けたりして換気をしつつ、エアコンの温度設定もこまめに調整する
- 暑い日や暑い時間帯には無理をしない
- 涼しい服装を選ぶ
- 急に暑くなった日などは特に注意する

2、マスクは適宜はずしましょう
- 気温・湿度の高いなかでのマスク着用は要注意
- 屋外で人と2メートル以上の距離を確保できる場合や、屋内でも会話をほとんど行わない場合はマスクをはずす
- マスク着用時は、負荷のかかる作業や運動を避け、周囲の人との距離をとったうえでマスクをはずして適宜休憩をとる

3、こまめに水分補給しましょう
- のどが渇く前に水分補給をする
- 1日あたり、1.2リットルを目安にする
- 大量に汗をかいたときは塩分も忘れずにとる

4、日頃から健康管理をしましょう
- 日頃から体温測定をし、健康チェックを行う
- 体調が悪いと感じたときは、無理をせず自宅で休む

5、暑さに備えた体作りをしましょう
- 暑くなり始めの時期から適度に運動をする
- 水分補給を忘れず、無理のない範囲で行う
- 「やや暑い環境」で「ややきつい」と感じる強度で毎日約30分が目安

現在の暑さ指数
現在の暑さ指数は熱中症予防サイト(別ウインドウで開く)で確認できます。

暑さ指数メール配信サービス
●環境省が提供している暑さ指数の予測値及び実況値を、バイザー(株)が運営する高速メール配信システム「すぐメール」により無料で配信するサービスがあります。ただし、情報取得にかかる通信料(利用登録、ホームページの閲覧、メール送受信時に発生する料金)は利用者の負担となります。

熱中症は予防できます!

熱中症は正しい知識と工夫で、防ぐことができます

熱中症は、暑い環境で体の水分と塩分のバランスが崩れたり、体の調節機能が正常に働かなくなることによって起こります。屋外だけでなく、室内や夜間でも幅広い年代層で発生しており、例年6月頃から急増します。気温が高い日や湿度が高い日には無理をせず、適度に扇風機やエアコンを使用しましょう。

熱中症とは?

●温度や湿度が高い中で、体内の水分や塩分(ナトリウムなど)のバランスが崩れ、体温の調節機能が働かなくなり、体温上昇、めまい、体のだるさ、ひどいときにはけいれんや意識の異常など、様々な障害をおこす症状のことです。
●家の中でじっとしていても室温や湿度が高いために、体から熱がにげにくく熱中症になる場合がありますので、注意が必要です。

熱中症の分類と対処方法
熱中症を疑う症状が見られたら、早めに対処しましょう。
症状に応じた早めの対処が、重症化を防ぎます。

熱中症の応急手当
●ペットボトルに水を入れて凍らせておくと、氷嚢代わりになります。
●たくさん汗をかいているときには、スポーツドリンクや経口補水液が最適です。食塩水(水1リットルに1~2グラムの食塩)も有効です。

こんな時にはためらわずに救急車を呼びましょう

●自分で水が飲めなかったり、脱力感や倦怠感が強く、動けない場合はためらわずに救急車を呼んでください。
●意識がない(おかしい)、全身のけいれんがあるなどの症状を発見された方は、ためらわずに救急車を呼んでください。
●救急車を呼ぶ必要があるかどうかを判断をするための基準を示した「熱中症EAP」を、みんなが見やすいところに貼っておきましょう。
熱中症EAP(Emergency Action Plan)
(熱中症EAP:EAP.pdf サイズ:467.81KB)
緊急時に備えて救急連絡先等を記入し、誰もが見やすいところに貼っておきましょう
- PDFファイルの閲覧には Adobe Reader が必要です。同ソフトがインストールされていない場合には、Adobe 社のサイトから Adobe Reader をダウンロード(無償)してください。

緊急時の問い合わせ先
◎緊急時は 119番
◎「救急車を呼んだ方がいいのか?」「医療機関にかかった方がいいのか?」などの判断に迷ったとき
・ 奈良県救急安心センター相談ダイヤル(24時間対応)
#7119(プッシュ回線、携帯電話)
0744-20-0119(ダイヤル回線、IP電話)
◎休日、夜間に受診が必要なとき
【内科系、小児科系応急診療】
(時間帯)
平日 22時~翌朝6時 (注意)受付終了時間はいずれも翌朝5時30分
土曜日 16時~翌朝6時
日曜祝日 10時~翌朝6時
・生駒メディカルセンター休日夜間応急診所 0743-75-0111
(時間帯)
平日 6時~9時、20時~22時
土曜日 6時~9時、13時~16時
日曜祝日 6時~10時
・病院群が輪番制で行っています。 0743-74-5600
(音声自動案内)
【外科系応急診療】
(時間帯)
平日 20時~翌朝9時
土曜日 13時~翌朝9時
日曜祝日 9時~翌朝9時
・病院群が輪番制で行っています 0743-74-5600
(音声自動案内)
◎生駒市立病院でも、内科・外科系の救急患者は随時対応しています。
事前に電話で確認してください 0743-72-1111

熱中症になりやすい人

●大量の発汗や下痢・嘔吐などにより、脱水状態にある人
●高齢者、子ども
●肥満の人
●過度の衣類を着ている人
●普段から運動をしていない人
●暑さに慣れていない人
●病気の人、体調不良の人 など当てはまる方は特に注意が必要です

熱中症予防のポイント

●部屋の温度をこまめにチェックしましょう
(普段過ごす部屋には温度計を置くことをお勧めします)
●室温28度を超えないように、エアコンや扇風機を上手に使いましょう
●のどが渇かなくてもこまめに水分補給しましょう
●外出の際は体を締め付けない涼しい服装で、傘や帽子などの日よけ対策も行いましょう
●無理をせず、適度に休憩を取りましょう
●日頃から栄養バランスの良い食事と体力づくりを行いましょう
●短時間でも、子どもを車中に残さないでください

子どもの特徴
保護者の方へ
●お子さんの様子を十分に観察しましょう!
●遊びの最中には、水分補給や休憩を!
●外出時の服装に注意し、帽子も忘れずに!
●日頃から栄養バランスのとれた食事や運動、
遊びを通して暑さに負けない体づくりを実践
しましょう!

高齢者の特徴
熱中症にならないために
●室温をこまめにチェックし、エアコンや扇風機等を活用!
●のどが渇かなくても水分補給!
●調子が悪いと感じたら、家族や近くの人にそばにいてもらいましょう!

暑さ指数を活用しましょう

暑さ指数(WBGT)とは?
●暑さ指数(WBGT(湿球黒球温度):Wet Bulb Globe Temperature)は、熱中症を予防することを目的として1954年にアメリカで提案された指標です。
●単位は気温と同じ摂氏度(℃)で示されますが、その値は気温とは異なります。
●暑さ指数(WBGT)は人体と外気との熱のやりとり(熱収支)に着目した指標で、人体の熱収支に与える影響の大きい 1湿度、 2日射・輻射(ふくしゃ)など周辺の熱環境、 3気温の3つを取り入れた指標です。

行動するときには、暑さ指数を活用しましょう
日本生気象学会及び日本体育協会より暑さ指数に応じた日常生活、運動時における熱中症予防のための指針が示されています。熱中症予防にぜひご利用ください。


暑さ指数に関する注意点
暑さ指数は、気温が同じでも、測定場所周辺の環境(建物の密集具合や地面の状態、風通し、高さなど)により値が異なる場合があります。
また、暑さ指数が低い場合でも、周囲の環境(人の密集具合など)、当日の体調、活動の内容などにより、熱中症による事故が起こる場合もありますので、気象庁による気温の予報等も参考にするとともに、体調などにも十分注意してください。

暑さ指数は環境省のサイトで確認
●スマートフォンの方はこちらから
●携帯電話の方はこちらから

暑さ指数をメールで受信できるサービスもあります
●環境省が提供している暑さ指数の予測値及び実況値を、バイザー(株)が運営する高速メール配信システム「すぐメール」により無料で配信するサービスがあります。ただし、情報取得にかかる通信料(利用登録、ホームページの閲覧、メール送受信時に発生する料金)は利用者の負担となります。

生駒市の熱中症予防についての取り組み
市が実施するイベント等における、熱中症予防対策のガイドブックを作成しました。
今後本ガイドブックに準じた取り組みを行っていきますので、皆様のご理解ご協力をお願いいたします。
また、各団体等で主催されるイベント等につきましても、本ガイドブックを参考にしていただき、熱中症予防の取り組みにご協力下さい。
イベント等開催時における熱中症予防対策
イベント開催時等における熱中症予防対策 (ファイル名:ibento2.pdf サイズ:404.33KB)
熱中症EAP (ファイル名:eap3.pdf サイズ:469.99KB)
生駒市 熱中症を予防しよう! (ファイル名:ikomasi.pdf サイズ:390.96KB)
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熱中症予防に関するリーフレットはこちらからダウンロードできます
熱中症予防リーフレット
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