公園の活性化について考えるセミナー「PARK REMAKE QUEST MISSION1」を開催しました
- [更新日:2023年9月11日]
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公共空間の利活用が進み、全国では様々な使われ方が広がっています。公園でもキャンプやグランピング、野外フェス、出張カフェなど様々な取り組みが進んでいます。
本市でも公園の利活用を進めるため、市民の皆さんが主人公となり、公園を活性化させる公園利活用プロジェクト「PARK REMAKE QUEST」を実施。
MISSION1として公共空間の利活用を全国で進める3名の登壇者から学ぶセミナーを開催しました。
登壇者のお話
武田重昭さん
武田さんからは、公園の成り立ちや公園を自由に使うことで人生を豊かにするなど、多角的な公園の話をしてくださいました。
禁止看板の多くは、年数がたち、現在の公園利用とは合わない内容も増えてきています。
新しい公園の使い方を考えて、今の生活をより豊かにできるような街の公園づくりに必要なことを教えてくださいました。
小紫市長
小紫市長は、本市の公園の今までの取組みや現在公園を取り巻く環境、今後公園をどのように活用していきたいかなどについて話しました。
オープンスペースとして自由な活用の可能性がある公園を地域交流の拠点の一つとして着眼し、市の進めるコミュニティづくりとの互換性など、長期的な公園活用計画について紹介しました。
高松俊さん
高松さんは、堺市役所に勤めていたころに取り組んだ泉北ニュータウン内にある大蓮公園を含めた住民企画型のプロジェクトについてお話しくださいました。
住むだけではなく、休日を公園や街で過ごす空間づくりについて住民と一緒になって取り組んだ事例は、楽しそうに過ごす地域の皆さんの様子といっしょに紹介していただき、とても魅力的なお話でした。
田村康一郎さん
田村さんは、市内で公園を使った取り組みを実際に進めていただいている経験や、オープンスペースの活用に取り組むお仕事などについて話してくださいました。
萩の台第2公園で実施している気軽にみんなで公園で遊ぶ取組「公園にいこーえん」を中心に、地域で広がる様々なつながりについてご紹介いただきました。
公園という空間だけでなく、地域の人たちが集う空間としてとらえ、みんなで支えあいながら進めるまちづくりという視点で考えることのできる実践向けのお話でした。
パネルディスカッション
前半 登壇者による意見交換
パネルディスカッション前半の部は、登壇者の皆さんの発表内容や他市事例、本市の公園事情などについて話が行われました。
キッチンカーや移動図書館、チェアリングやイベントなど様々な形で活用が広がっている公園を、事例をもとに紹介。
本市でもできることや本市ならではの活用方法など、話し合いました。
後半 参加者のやってみたいを聞いてみる
後半の部では、参加者の皆さんに公園でやってみたいことを書いてもらい、発表。登壇者から実施に向けたアドバイスなどをもらいました。
「高校生のための公園イベント」や「地域外から足を運びたくなるような公園を地域のみんなで作りたい」、「昔の公園のように紙芝居をやってみたい」など様々な意見が飛び交い、どれも大変魅力的なものでした。
まとめ
お問い合わせ
生駒市 都市整備部 みどり公園課公園係
電話: 0743-74-1111 内線(3511) ファクス: 0743-74-9100