いこまのうまいもん(しんこ)
- [更新日:2018年7月23日]
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しんこ(新粉)

祝いごとや仏事に作られ、親戚や近所に配られた「しんこ」。もち米が高価だった時代は、米を粉にして作られ、餅の代わりとして食べられました。しんこをアシの葉で包んで茹でたものが「ちまき」。子どもの成長を願い、5月5日(端午の節句)に作られます。アシの葉が「悪し」と連想するため、大阪・奈良では「ヨシ(良し)」とも呼ばれていました。
材料
団子粉…250g
ぬるま湯…200~220cc
砂糖・しょう油・きな粉…お好みで適量
つくり方

1.団子粉をボールに入れ、ぬるま湯200~220ccを、だまにならないよう少しずつ加え、箸で混ぜる。

2.全体に水分が回ったら手でこね、耳たぶくらいの柔らかさに練る。細長い棒状にし、端を指でつまみ、ねじって成型する。

3.たっぷりの熱湯(分量外)に3分ほどつけ、浮き上がってくるまで茹でる。茹で上がればすぐに水にくぐらせ水分をきる。

4.皿に移し、少し冷ませば完成。お好みで、砂糖やきな粉を付ける。硬くなれば、焼いて醤油を付けるか、熱湯につけて、柔らかくする。