コミュニティ通貨アプリ「まちのコイン」を県内初導入しました
- [更新日:2025年2月25日]
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本市は、スマートフォン・タブレット端末で利用できるアプリ「まちのコイン」を、県内で初めて導入しました。誰かのちょっとしたお手伝いや環境に良いことなど、地域活動に参加するとコイン(注意)が獲得でき、その獲得したコインを使って、「スポット」と呼ばれるお店・企業・団体等で、特別な体験やサービスを受けることができます。
(注意)法定通貨(日本円)への換金性はありません。
アプリのダウンロードや詳細はこちら(別ウインドウで開く)

まちのコインとは
株式会社カヤックが提供するコミュニティ通貨アプリ。まちの個性や課題に合わせた体験設定が可能で、地域活動の促進に加え、関係人口の創出・経済活動の活性化・SDGsの促進などの効果が期待できます。

導入の背景・目的
本市は、市民との協創によるまちづくりを推進しています。その一方で、主体的に活動する人を増やすことや、新たな活動の担い手を生み出すことが課題のひとつとなっています。コインのやりとりを通じて、地域や人とのつながりを創出するとともに、若者や子育て世代など、より多くの市民に地域活動のきっかけを提供し、参加促進につなげることを目指します。

生駒のコインの名前は「くるり」
本市以外に、全国21か所(1月27日現在)の地域で導入されており、それぞれコインの名称が異なります。本市では、「めぐるご縁の輪 広がるまちのいろどり」をテーマに、コインの単位を「くるり」と名付けました。まちのコインを使うことで、人や活動のご縁が循環し、まちに向ける眼差しが変わってほしいという想いが込められています。

使えるスポット(1月27日現在)
◇公共施設(8か所)
・高山竹林園
・芸術会館美楽来
・生駒市役所 等
◇お店・団体等(20か所)
・生駒駅南口周辺店舗
・近鉄百貨店アントレ生駒専門店街内店舗 等

コインの利活用例
◇貯め方(例)
・スポットに設置しているチェックイン二次元コードを読み込むと、+50くるり。
・エコバッグを持参して買い物をしたり、雨の日にお店に行ったりすると、+100くるり。
・市が主催する講座に参加すると、+300くるり。
◇使い方(例)
・-300くるりで、高山竹林園で、茶筌・茶道具の豆知識を教えてもらう。
・-100くるりで、商品にできない訳あり商品をもらう。
・-1,000くるりで、期間限定でお店の一部を間借りし、不用品や雑貨を販売する。

~スポットの声~

たこ焼きが完成するまでに、まちのコインの話で盛り上がることも。地域の皆さんとの交流を楽しみながら活用しています。
(ジャッロたこやきやさん 店主:尾實美由紀さん)

今後の展望
先行スタートした生駒駅周辺を中心に、利用できる場所を市全域に拡大中です。また、地域の人が歩いて集える自治会の集会所や公園などの地域拠点「まちのえき」での活用も検討中。活用できるスポットを増やします。