男女共同参画推進条例・男女共同参画都市宣言のページ

男女が互いにその人権を尊重しつつ責任も分かち合い、性別にかかわりなく、その個性と能力を十分に発揮することができる男女共同参画社会の実現は、豊かで活力あるまちづくりを進める上で重要です。
平成11年に「男女共同参画社会基本法」が制定され、本市では平成17年に「生駒市男女共同参画行動計画　女(ひと)と男(ひと)　You＆Iプラン（第2次）」を策定し、男女共同参画に係る施策を継続的に進めてきましたが、性別による固定的な役割分担意識が未だに根強いこと、仕事と家庭の両立の難しさ、女性の意思決定の場への参画が十分ではないなど、男女共同参画社会の実現には多くの課題が残されています。

男女共同参画社会基本法の理念や趣旨に沿った施策を総合的・計画的に推進するための「生駒市男女共同参画推進条例」が、平成19年生駒市議会9月定例会で可決されました。
この条例は、男女共同参画社会の実現を図ることを目的に、男女共同参画の推進についての基本理念や市、市民、事業者、教育関係者の責務などを定めています。
また、男女共同参画の推進に関する事項について調査審議するため、諮問機関として生駒市男女共同参画審議会を設けるほか、市が実施する男女共同参画施策や性別による差別的取扱いなどの申出に対応するための苦情処理機関として男女共同参画専門委員を設けています。
本条例は平成20年4月1日から施行しました。

男女共同参画推進条例の制定にあわせ、生駒市男女共同参画都市宣言についても平成19年生駒市議会9月定例会に議案を上程し、議決されました。
この宣言は、男女共同参画に対する本市の姿勢を市内外に示し、広く知っていただくとともに男女共同参画への関心を高め、気運を熟成するために行うもので、平成20年2月10日に開催する生駒市男女共同参画都市宣言記念集会において宣言を行いました。