新型コロナウイルス感染症患者の発生状況

1週間の新規感染者数累計は8月下旬に1,500人前後から減少傾向となり、先週初めには300人弱まで低下後、概ね300人代で推移しています。
これに伴い8月下旬には約2,600人となっていた療養者数も徐々に減少し、先週には800人代にまでなりました。

本市における感染状況は2020年7月下旬が最初のピークで、以降、昨年1月下旬、4月下旬、8月下旬をピークとする感染の波があり、それぞれ前の波の2倍前後の高さになりました。
今年に入ると1月上旬から再び感染が拡大し始め、3週間で8月のピーク時の約3倍を超える急拡大となりましたが、2月中旬過ぎに療養者数が1,300名を超えたところでピークを迎え、以降は減少に転じました。
この減少は3月下旬から5月初旬まで停滞して、約600名から約から七百数十名の範囲で療養者数の増減を繰り返していましたが、5月中旬までには400名、下旬には200名以下にまで低下し、以降6月下旬まで同水準で推移していました。
そしてそれまでのようには減少しないまま、7月に入ると急激な増加に転じ、本年2月の水準を大幅に超えて感染が増大して、8月上旬のピーク時には、療養中の方が3,700名を超えるまでになった後、漸く減少に向かいました。