光熱費が安くなると勧誘する電気温水器の訪問販売が増加しています
- [更新日:2023年7月7日]
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質問
「光熱費の見直しを無料でやっている。訪問してよいか。ご近所も同じように訪問している」と自宅に電話があり、訪問を了承した。翌日訪ねてきた業者が「無駄な光熱費を支払っていないか調べる」と言い、光熱費の見直しシートに毎月の電気・ガス料金を記入するよう指示された。記入後、業者から「電気温水器を設置して深夜電力を利用すれば電気代が節約できる。環境にもやさしい」と強く勧められ契約をした。その後、近所に聞いたがそのような話はなく、冷静に考えると不要だ。解約したい。
回答
電気温水器は、電気を利用して風呂・台所・洗面所などで使うお湯を沸かして給湯するものです。最近では、自然冷媒ヒートポンプ給湯器(通称エコキュート)というものもあります。事例のほかに「オール電化は火を使わないので安心と、IHクッキングヒーターも同時に勧められ契約金額が高額になった」「電力会社に確認すると業者の説明ほど光熱費が安くならない」「業者が電力会社を名乗っていたが本当は違った」などの相談もあります。契約は即決せずに、別の業者から見積もりをとりしっかりと比較検討しましょう。また、家族の人数や利用の仕方によって必要なタンクの容量が変わります。メンテナンス、耐用年数なども含めて商品の機能や特徴を十分に調べましょう。今回の相談者は、訪問販売での契約であり、契約日から8日間以内の相談であったことからクーリング・オフができることを助言しました。