9価子宮頸がんワクチン(HPVワクチン)を公費で接種できるようになりました
- [更新日:2024年4月1日]
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子宮頸がんワクチン(HPVワクチン)は、子宮頸がんの原因となる、ヒトパピローマウイルス(HPV)の感染をを防ぐワクチンです。子宮頸がんワクチンの定期接種にはこれまで2価ワクチン(サーバリックス)、4価ワクチン(ガーダシル)が使用されていましたが、令和5年4月1日から新たに9価ワクチン(シルガード9)が使用ワクチンに加わることとなりました。
ヒトパピローマウイルス(HPV)にはいくつかの種類(型)があり、9価ワクチンは、そのなかでも9種類のウイルスの感染を防ぐワクチンです。その中でも、子宮頸がんの原因となる80~90%を占める7種類のウイルスの感染を予防することができるといわれています。
接種対象者
接種日時点で生駒市に住民登録があり、下記の1または2にあてはまる方
1 定期接種対象者
小学校6年生から高校1年生相当(平成20年4月2日から平成25年4月1日生)の女子
定期接種対象者に関する情報については「予防接種(別ウインドウで開く)」のページをご確認ください。
2 キャッチアップ接種対象者
平成9年4月2日から平成20年4月1日までに間に生まれた女性で、3回の接種が完了していない方
キャッチアップ接種対象者に関する情報については「子宮頸がんワクチン(HPVワクチン)の積極的勧奨の差し控えにより接種機会を逃した方へ(別ウインドウで開く)」のページをご確認ください。
一般的な接種スケジュール
予防接種を実施する場合、決められた間隔・回数で接種します。
接種後に気になる症状が現れた場合には、それ以降の接種をやめることができます。
★9価ワクチン(シルガード9)で接種を開始する場合
厚生労働省 リーフレットから抜粋
これまでに2価(サーバリックス)・4価(ガーダシル)を1回または2回接種した方へ
原則として同じ種類のワクチンで接種を完了することが推奨されていますが、医師と相談のうえ、途中から9価ワクチン(シルガード9)に変更し、残りの接種を完了させることも可能です。この場合にも対象年齢に該当していれば、公費での接種ができます。
(注意)2価または4価ワクチンを接種した後に9価ワクチンを接種することに対する効果やリスクについての科学的見知見は限定されています。