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あしあと

    主婦のスキルで社会を良くする方法

    • [更新日:2021年5月13日]

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    周辺地域で活動中の「奈良友の会 生駒方面」。

    平成14年にボランティア登録してから、生活の中から自分たちでできることを一緒に考えて、社会に還元をされています。

    今回は、団体代表の前田さんと、メンバーの大熊さん、村下さんにお話を伺いました。


    バランスの良い日々の暮らしを実践

    奈良県組織のキャリアはなんと90年以上

    団体リーフレット1

    友の会は全国に広がる組織です。

    私たち、奈良友の会生駒方面は、平成14年に誕生して以来、生駒市・平群町といった生駒の周辺地域で活動しています。

    生駒支部としての活動歴はまだまだ若いですが、奈良友の会としては設立90年を超える活動歴があります。

    バランスの良い日々の暮らしを社会に提案

    活動をおおまかに言うと、「適量の生活」を考えて学んでいます。

    家計、時間の使い方、衣服の管理、こどもの生活、バランスの良い食事など、日々の暮らしの中で多すぎても少なすぎても不具合が生じやすいもの。

    私たちは、そんな日々の暮らしのバランスをどのようにして取っていくべきかという勉強をしています。

    そして、日々の学びで得た知識を社会に還元するために活動しています。

    活動をしていてよかったこと

    どこでも誰かとつながれる安心感がありました

    団体メンバーの写真1

    私の一家は転勤族。今は生駒で暮らしていますが、それまでは夫の転勤で全国を回っていました。友の会は全国組織、今では海外にも拠点がある団体なので、どの地域に行ってもそこの街や人と繋がるきっかけになっていました。

    子どもが海外に留学に行ったとき、その地域の友の会の繋がりから日本人コミュニティを紹介してもらえたという話も聞いています。

    この「どこにいても仲間がいる」という安心感は、友の会の特徴だと思っています。

    私らしくいられる関係性

    団体メンバーの写真2

    とても居心地の良い団体だと感じています。会員みんなが、会員のことが好きという印象です。

    分からないことがあれば聞くことができる。他の会員の話から、自分の課題に気づくこともあります。

    仲間と会うとき、自分を飾ることなく私らしくいられる雰囲気が何よりも好きですね

    今後の展望

    家事家計を通して、社会に還元できることを考えたい

    鍋帽子(保温調理具)

    家計簿から暮らしの可視化をして、物の適量を考えると、自分たちの行動が環境に良いことがわかってきました。

    具体的には以下のようなことです。

    • 天然素材の保温調理具を使ってエネルギーを効率的に使う
    • 不要な買い物を減らすと、プラスチックゴミも減った

    このような活動をして住環境を整えると、家計に環境にもやさしいことが分かってきました。

    一つ一つの行動が、社会問題になっている海洋プラスチック汚染の抑制のような持続可能な社会作りに役立つと感じています。

    若い人が住みやすい生駒の街にしたい

    団体メンバーの写真3

    昔は多かった専業主婦も減少傾向にあります。反対に、社会情勢の変化もあり、今となっては共働き世帯が増加しています。私たちの主な活動は平日なので、働いている人が参加しづらいものが多くて、団体のメンバーも少しずつ減っているのが現状です。

    そんな私たちができることは、若い人が住みやすい社会に近づけること。

    地元を離れて生駒で暮らしている人も多いと思います。産休や育児休暇中で悩みがあるけど友達や知り合いが少なくて相談できない。そんな時には思い切って私たちの活動に来てみませんか。

    これまでの団体活動と、私たちの主婦キャリアを活用してあなたの力になれるかもしれません。

    若い人に住みやすいと思ってもらえる生駒の街にしたいですね。

    そうして団体でできたつながりを、細くても長く続けてほしいです。

    インタビューを通して

    長期的な活動をめざして

    インタビュー写真

    「暮らしを学んで還元する」という確固たる活動目的

    全国組織が生まれた数十年前と今とを比べると、社会情勢も住環境もがらりと変わっています。

    その中で、その時代の「暮らし」から自分たちにできることを考えて、社会に還元できるものを見つけている奈良友の会生駒方面の皆さん。

    インタビューを受けて印象的だったことが2つありました。

    1つは、長年のキャリアを通して培った様々なスキルを、柔軟に社会課題の解決につなげていくこと。

    日々の活動を続けているからこそ、家事・家計から環境問題の解決に繋がったと思います。これは大きな問題を、無関係ととらえずに「私たちにできることはなにか」を考えているからできることではないでしょうか。

    もう1つは、話をされていた3人がとても楽しそうだったこと。

    聞けば、大熊さんは友の会歴49年とのこと。それでもまだ自分の中に気づきを受けています。村下さんも、前田さんも、日々の暮らしや活動の中で学ぶことを怠っていませんでした。それは学び合える仲間と環境が団体になるからということが、3人の会話から感じられました。

    活動に興味がある方はららポートにお問合せください

    この団体活動に共感された人や、以下のような人は、ららポートまでご連絡ください。

    • 暮らしのことで分からないことがある
    • 物の適量について興味がある
    • ご近所だけではない主婦友達を作りたい

    いきなり団体に連絡するのが不安と思われる方もご安心ください。

    ららポートでは、団体の活動を紹介できるほか、直接会うための初期調整も間に入って行っています。

    団体情報

    団体名

    奈良友の会 生駒方面

    設立年・団体構成員数

    平成14年4月・25名(令和2年11月現在)

    代表者・問合せ先

    お問い合わせ

    生駒市地域活力創生部市民活動推進センター

    電話: 0743-75-6000

    ファクス: 0743-75-0151

    電話番号のかけ間違いにご注意ください!

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    [公開日:2021年5月13日]

    ID:24667