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あしあと

    森田雅人さん(2024年5月号掲載)

    • [更新日:2024年5月2日]

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    森田雅人(もりた まさと)
    市内唯一の本市消防本部認定の患者等搬送事業者「リーフ」代表「成長・希望・再生・復活の願いが成就する」の意味を持つ「リーフ」。いこま経営塾1期生。市内在住。

    小さな「困りごと」でも対応し、一人ひとりの願いをかなえる

    体が不自由な人や医療行為が必要な人を運ぶだけではない。院内の付き添いや買い物代行、電球交換まで、取り組んでいるのは、生活の中で生まれるさまざまな「困りごと」の解決。介護保険では対応できないサポートをするのが「リーフ」だ。

    「利用してもらう中で、少しでも前向きな気持ちになってもらいたいですね。利用者さんや家族の皆さんとのコミュニケーションをたいせつにしています」


    約30年間、「営業マン」として働き、人と関わることの楽しさった。令和2年、新型コロナウイルスの流行で「時代が大きく変わる。自分も変われるきっかけになるかもしれない」と漠然と感じた。実家に帰ったある日、何気ない会話の中で、困っている高齢者がたくさんいることを耳にした。

    芽生えたのは「誰かがこの人たちをサポートしないと」という想い。起業を決意し、退職した翌日からホームヘルパーの資格を取るため、専門学校に入学した。その後は、デイサービスや社会福祉法人の施設などでアルバイトをしながら、一から福祉の世界を勉強する日々を過ごした。

    退職から1年経つ頃、「お困りごとサービス」を開始。高齢者と関わる中で、移動手段に困っている人が多いことに気づいた。1人でバスや電車に乗れない人が利用できるタクシーがあれば助かるはず。令和4年、従来の事業に加えて「民間救急介護・福祉タクシー」を始めた。

    「人と関わることが好きな私にとって、天職だと思いました。1人でできるサポートには限りがある。いつも協力していただいている皆さんへ常に感謝しながら、次のステップに進んでいきます」


    今、力を入れているのは、「生活の質」を上げるような手助け。旅行や家族との食事会、美容院…。「何かあったら…」と諦めがちな希望をかなえる手助けをしている。

    「ゆくゆくは、高齢者だけでなく、障がいや疾患がある若い世代の人たちにもサポートを広げたいと思っています。どんな人も明るく楽しく生きてほしいから、その手助けをしていきたいです」

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    [公開日:2024年5月1日]

    ID:35082