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あしあと

    『たけのこ通信』(第6号)

    • [更新日:2024年2月9日]

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     生駒市家庭教育支援チーム「たけのこ」は、子育てや家庭教育を地域全体でサポートすることを目的に、有志の市民が集まり結成されたグループです。
     昨年は、鹿ノ台の老人会や未来会議子育て分科会、地区の民生委員さんのご協力のもと、鹿ノ台ふれあいホールで親子一緒に楽しめる交流イベントを開催し、今年は南コミュニティセンターせせらぎでの開催となりました。
     

    「たけのこふれ愛inせせらぎ」を開催しました!

     令和5年11月5日(日曜日)は3連休の最終日。朝から陽の光が差し、外出にはとても気持ちがよい暖かさでした。親子で会場に来られたご家族の中には、イベントがあることを知り、当日急遽参加を決めて来場された方もありました。また、講演を聞くために保護者のみで参加された方もあり、「たけのこ」メンバーは、家庭教育に熱心な皆さまを大変心強く思うと同時に、家庭教育を支援することの大切さを感じました。
     今年は mottoひょうご 事務局長 栗木剛 さんに「子育てをもっと楽しもう」という演題での講演を依頼しました。「たけのこ」メンバーは「お話を伺った後で、親御さんが元気になれるようなお話をしてほしい。」「親が『できていない』と嘆くのではなく、明るく楽しく前向きに子育てを捉えられるようにしたい。」と考えていましたので、その旨を以前から栗木さんにはお伝えしていました。栗木さんは、イベント当日、子どもたちが馴染んでくれるようにとエプロン姿で受付に立ち、来場者を迎えてくださいました。


    オープニング

    絵本読み聞かせの様子

     まず、図書館南分館の司書さんによる手遊び歌と絵本の読み聞かせです。
     「♬これっくらいの、お弁当箱に・・・♫」という遊び歌にはおにぎりバージョンだけではなく、サンドイッチバージョンもあることを紹介していただき、大人も子ども司書さんの真似をして楽しく遊びました。
     そのあとに司書さんに読んでいただいた絵本は「おちゃのじかんにきた とら」でした。これはお茶の時間にトラが突然家にやってきた親子のお話です。優しい親子はおなかをすかせたトラに家中の食べ物を食べられ、家にある全部の水を飲まれてしまいます。さて、食事も入浴もできなくなった親子はどうしたのでしょうか。親子の温かい気持ちが伝わる絵本でした。



    【栗木剛さんによる親子レクリェーション】
     自分の足首の固さを調べたり、肩や首のリラクゼーションのための面白い運動をしたり、最初はみんなで軽く体を動かしました。
     次に見せていただいた栗木さんのティッシュを使ったマジックは参加者に大うけでした。「クリスマスや宴会に使えるマジックですよ。」という栗木さんの呼びかけに、参加者一同マスターしようと熱心に練習しました。


    栗木剛さんによる講演 「子育てをもっと楽しもう」

     長年、兵庫県の野外活動センターで小学5年生の4泊5日のキャンプの指導をされていた経験の中から、子育てのヒントになることを紹介していただきました。親がいない丸5日の間に起こる様々な出来事やドラマは「子どもが思春期を迎えるまでに家庭で学ばせることとは何か」を参加者に考えさせてくれました。「子育てには時間がかかります。親が子どもの失敗で親が後始末ややり直しをするのに時間がかかることを敬遠し、家庭で子どもの経験の機会を奪ってしまうと、子どもは自立心や自己肯定感を体験できません。大きくなった時の我が子の心の成長を楽しみに、今の子育てをゆっくり楽しみましょう。」と話されました。
     講演後、数名の保護者が栗木さんに質問や相談をする姿があり、栗木さんは後日「家庭でのしつけに関してのご質問もあり、いろいろな思いをもって参集されていたことを感じました。」と感想を述べられました。

     

    保護者向け講演会のあいだ、子どもたちはクラフト教室でモノづくりに挑戦しました。

    【スライムづくり】
     自分の好きな色の水を混ぜて作るスライムは、ゴムのようにビヨーンと伸びる不思議な遊び道具です。 子どもたちは出来上がったスライムを紙コップに入れて持って帰りました。

    【マグネット作り】
     ペットボトルキャップや厚紙に色を塗ったりビーズやスパンコールを張り付けたりして、オリジナルのマグネットを作りました。


    【プラバンアクセサリー作り】
     熱すると縮んで固くなるプラバンに、子どもたちは自由にマジックで絵を描き、キーホルダーのようなアクセサリーを作りました。オーブントースターでの出来上がりが楽しみで、どの子も待ち遠しそうでした。



    エンディング


    【ダンスとバルーンで体を動かそう】
     イベントの最後は参加者・スタッフみんながホールに集まり、曲に合わせてダンスをしたりバルーンを使った遊びをしたりして、大人も子どもも楽しく体を動かしました。始めはバルーンを上手に膨らませることができなかったのですが、何回か練習するうちに、写真のように内側に空気をいっぱい含んだバルーンになり、子どもたちは中に入ったり外側からよじ登って凹ましたりできるようになりました。



    ~『たけのこふれ愛inせせらぎ』のイベントを終えて~

     アンケートでは、参加されたすべての保護者が「楽しい講演だった。」「講演が子育てを楽しむきっかけになった。」と回答されています。子どものお手伝いが習慣化できない、パートナーとうまく子育てする方法がわからない、子育て中のイライラの気持ちの切り替え方がわからないなど、悩みや困りごとを持っておられる保護者にとって、今回の栗木さんの講演は、心にストンと落ちるお話だったに違いありません。
     栗木さんの講演では、子育ては子をほめるために気長に待つことだと気づかれた保護者も多くいらっしゃいました。「自分だけが大変なのではない。」「大変な中でみんな頑張っている。私も頑張ろう。」と保護者の心が軽くなり、気持ちが少しでも前を向くよう、今後、「たけのこ」は親同士が気軽に話せる機会をつくることに力を入れたいと考えています。
     

     今後も「たけのこ」はこのようなイベントの開催を通して、子育てに関する学びや親子の絆、地域住民とのふれあいの場の創出を目指して活動していきます。家庭教育支援活動に興味・関心がある方、いっしょに「たけのこ」で活動しませんか。「たけのこ」では新しいメンバーを募集しておりますので、入会してみようと思われる方は、生駒市教育委員会事務局生涯学習課青少年係(電話0743-74-1111、内線3731)までご連絡ください。

    お問い合わせ

    生駒市生涯学習部生涯学習課

    電話: 0743-74-1111 内線(生涯学習係:3710、文化振興係:3722、青少年係:3731)

    ファクス: 0743-74-9100

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    [公開日:2023年11月22日]

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