令和8年度 社会を明るくする運動
- [更新日:2026年7月1日]
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社会を明るくする運動とは
社会を明るくする運動は、犯罪や非行のない安全・安心な地域社会を築くための全国的な運動です。
犯罪や非行をした人が再び過ちを犯さないためには、その人自身が過去と向き合い、罪を償って立ち直りのために努力することが必要です。さらに、立ち直ろうと努力する人を受け入れ、見守ることもまた、犯罪や非行のない明るい地域社会につながると考えています。
本市も、本運動の趣旨を広く伝え、地域に根ざした活動とするために、さまざまな構成機関や団体の協力を得て、活動します。
法務省奈良保護観察所 所長 木下裕志さんメッセージ
社会を明るくする運動の始まり
本運動の始まりは、昭和24年に「犯罪者予防更生法」という法律が施行され、この思想に共鳴した市民の人たちが「犯罪をした人を排除するのではなく、もう一度受け入れて立ち直りを応援しよう」と呼びかけるキャンペーンを自発的に始めたことです。
この小さな動きが少しずつ全国に広がり、昭和26年に「社会を明るくする運動」という国民運動になりました。本運動は、国が上から号令をかけたものではなく、戦後の混乱期からの立ち直りや、戦争孤児であふれて犯罪が日常であった社会から、以前の安全で安心な社会を取り戻したいという、市民の切実な気持ちから生まれたものなのです。
なぜ「地域」で立ち直りを支えるのか
「罪を犯した人は、刑務所で罰を受ければ良いのでは」と思われる方もいるかもしれません。ですが、彼らが刑期を終えて社会に戻ったとき、仕事もなく、住む場所もない、頼れる人もいないという状態で地域から孤立してしまうと、再び罪を重ねてしまうことが少なくありません。
逆に、温かく迎えてくれる人や、働く場所、自分の居場所があれば、人は立ち直っていけます。世の中から罪を減らす一番の近道は、立ち直りを支えること。これが、本運動の根っこにある考え方です。
ただ、同じ地域の中には犯罪の被害に遭われた方々、そのご家族、そうした方々に深く同情し、自分事のようにつらい気持ちになる方々もおられます。そうした方々を決して排除しない、置き去りにしないことが大切で、本運動の理念や考え方を、立場や思いの違う方々に押し付けない配慮も必要です。
本運動を支える人たち
奈良県でも、生駒市でも、本運動を支えてくださる多くの方がいらっしゃいます。
その中心が「保護司」の皆さんです。保護司は、法務大臣から委嘱を受けながら、報酬を求めず、地域でボランティアとして活動しておられる方々で、立ち直ろうとする人と定期的に会って、相談に乗り、伴走しておられます。
ほかにも、女性の立場から温かく支える「更生保護女性会」、若い世代がお兄さん・お姉さんのように関わる「BBS会」、出所した人などを雇い入れてくださる「協力雇用主」の皆さんなど、たくさんの地域の方が、それぞれの立場で関わってくださっています。
こうした方々の存在は、立ち直ろうとする人たちにとって「自分たちのことを考えてくれる人が世の中にいるんだ」というメッセージとなり、私たちには想像できないくらい、彼らの力になっているのです。
市民の皆さんへ
市民の皆さんには、こうした地域の支え手を「知る」ことから、ぜひ始めていただきたいと思っています。そして、立ち直ろうとする人を色眼鏡で見ずに、温かいまなざしを向けていただくこと。それだけで、地域は確実に明るくなります。
私は今、保護司さんが実際に経験されたエピソードをもとに、台本・脚本をつくり、演劇として上演につなげようという「演劇プロジェクト」を大学生と進めています。ねらいは、説明されて「分かる」ではなく、舞台を見て「感じる」こと。若い世代が、自分たちの言葉と身体で表現し、観てくださる地域の方が保護司さんや更生保護の存在を自分のこととして受け止めてくださる。そんな広がりを願っています。
誰でも、間違えることはあります。大切なのは、やり直そうとする人に、もう一度チャンスのある社会かどうかです。皆さんと一緒に、そんな明るく、優しく、そして豊かな地域社会をつくっていきたいと思っています。
本年度ポスター

主な活動内容
本年度のテーマは「保護司をはじめとする更生保護ボランティアを広く知ってもらおう」です。7月は本運動の強調月間として、さまざまな啓発活動を進めていきます。
(注意)活動やイベントの様子は、本ページに随時掲載します。
横断幕やのぼり旗の掲出
7月の強調月間中、市役所などの公共施設に同運動の横断幕やのぼりを掲出・設置しました。
お問い合わせ
生駒市総務部防犯交通対策課
電話: 0743-74-1111 内線(生活安全係:3410、公共交通係:3420)
ファクス: 0743-74-9100
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