「生駒市立幼稚園の再編に係る方向性について」及び「生駒市立小・中学校の再編等に係る方向性について」の決定を受けた市長・教育長からのメッセージ

　幼稚園及び小・中学校の再編等につきましては、国からの人口減少時代における公共施設の整理合理化の流れを受け、令和2年2月に有識者からなる「生駒市学校教育のあり方検討委員会」から本市教育委員会に対し、幼稚園の統合及び小学校の統合を含む内容の答申がなされました。その内容を受けて検討を進め、令和2年10月に、生駒市教育委員会で「生駒市立幼稚園のあり方に関する基本的な考え方」及び「生駒市立小・中学校のあり方に関する基本的な考え方」を整理しました。
　さらに、この結果を踏まえて、再編の対象とされた幼稚園及び小学校において保護者・地域・学校・行政から成る地域協議会を立ち上げて協議を重ね、意見書を提出いただきました。
　市教育委員会では、地域協議会からの意見書を踏まえて審議を重ねるとともに、市長も参加する総合教育会議においても協議を行い、この度、「生駒市立幼稚園の再編に係る方向性について」及び「生駒市立小・中学校の再編等に係る方向性について」を最終的に決定いたしました。

　今回の決定では、統合することとされた幼稚園及び小学校については、存続を決定することとなりました。
　
　本件につきましては、本市としても時間をかけ、丁寧に関係者の声をお聞きしながら検討を進めてまいりました。コロナ禍の時期にもかかわらず、保護者や地域関係者、有識者など多くの方々に、たくさんの貴重なご意見やご提案をいただきましたこと、心より感謝申し上げます。

　子どもたちの成長につながる、より良い園・学校づくりは、園・学校や市だけでは不可能です。保護者、地域関係者、今回ご意見をいただいた方をはじめ、すべての関係者の皆様と、園・学校や市がこれまで以上に協働して取り組むことにより、子どもの成長につながる学校づくりが実現し、存続した意義が高まっていきます。
　市及び市教育委員会といたしましては、今後も子どもたちの健やかな成長を第一に考え、様々な施策・事業を積極的に進めてまいりたいと考えておりますので、今後一層のご支援、ご協力を賜りますようよろしくお願いいたします。ありがとうございました。

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　生駒市長　小紫　雅史

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　生駒市教育長　原井　葉子

再編の対象となった幼稚園・小学校の保護者、地域の方々には、下記の文書を配布しています。