第2期市長マニフェスト
- [更新日:2019年6月10日]
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マニフェスト全文
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「みんなで創る!日本一楽しく住みやすいまち いこま」を目指して

1.子どもが楽しむ!笑顔が弾ける!日本一の子育て・教育のまち「いこま」
生駒市では、子育てに地域力を徹底的に生かすほか、激動の社会を生き抜く力を身に付ける全国でも最先端であり、同時に人や地域とのふれあいを大切にする教育を実現します。周りの人と協力して、失敗を恐れずに新しい挑戦に果敢に取り組める子どもを育てます。
また、市内の小中学校の全普通教室と特別教室、市立幼稚園の全保育室にエアコンを整備するほか、学校校舎のトイレの洋式化、新たな給食センターの整備によりアレルギー対策等の最先端の環境のもとで調理した給食を提供するなど、子どもたちが安心して、学び成長できる環境づくりに全力で取り組みます。
(1)地域力を最大限生かして子育てを楽しむ
<保育園・こども園の定員を300人拡大し、待機児童の解消を目指す>
○ 新しい保育園(小規模保育園等含む)の開園や既存の園の定員増加に加え、幼稚園のこども園化にも積極的に取り組みます。
○ 保育ママ事業や空き家の活用をはじめ、多様な預かり方の研究・実施など、幅広く待機児童解消につながる取組に挑戦します。
○ 保育士資格を有する方の採用を強化し、柔軟な働き方や待遇改善と合わせ、定員増加につながる保育士の雇用拡大を実現します。
<就園前の子育てを地域で支える>
○ 心身的・経済的な理由で特に必要と認められる場合に、相談支援や妊婦通院タクシー券の配布、家事支援などを含む、きめ細やかな支援を行います。
○ 産後ケアを拡充し、より多くの方に多様な形で必要なケアを届けます。
○ 公共施設や自治会館、空き家等を活用した子育てネットワークの活動に対し、子育て相談員や遊び方の指導員を派遣したり、場所の確保、広報、必要なおもちゃや本などを支援します。
○ 幼稚園・保育園での預かり保育や子育てイベントを充実し、地域のサロンへの子育て世代の参加を応援します。
○ シェアリングエコノミーを活用した子育てシェアや家事支援などを積極的に周知するとともに、特に必要なケースに対する市からの支援を行います。
<児童虐待対策のさらなる強化>
○ 資格を有する専門家を職員として採用し、児童虐待の未然防止や深刻化予防ができる体制を強化します。
○ 生駒市要保護児童対策地域協議会などを通じて、奈良県、警察、医師会、保健所、学校、弁護士等関係者との包括的かつ迅速な情報共有や必要な対応の協議など、さらなる連携強化により、総力を結集して児童虐待の未然防止に取り組みます。
○ 地域の子育てネットワークや各地域の子育て支援施設における子育て相談会などの機会を増やし、問題を抱える子育て世帯の早期発見・対応に全力を挙げます。
<学童保育の一層の充実>
○ 学童保育の体制を強化し、地域人材の活用を促進します。
○ 長期休暇における学童保育の活用について、関係者で検討を始めます。
(2)これからの社会を生き抜くいこまっ子を育てるための教育への挑戦
<国際化する社会の中で生き抜く力を身に付ける>
○ 英語をはじめとする語学力については、就学前から中学校卒業までの切れ目のない、より実践的な学びを具体化します。
○ 自分の考えをしっかりと自己主張し、相手の理解と共感、行動変化にまでつなげるプレゼンテーションやコミュニケーションの力と、自己主張をしっかりしつつも各国や地域文化の多様性を理解し、融和できる力の両方を身に付けるための授業や生涯学習の機会を設けます。
○ 国際化のためには、まずわが国日本の歴史・文化・芸術などを理解することが不可欠であることを踏まえ、茶道をはじめとする体験を行い、その意義を子どもたちにしっかりと伝えます。
○ 中学生までの国際的な経験や機会を増やすため、関係機関と検討・調整を進めます。
<ICTやAI、ロボットやバイオなどの最先端技術に触れる機会の増加>
○ 急速に進化するICTや人工知能による社会変化に対応するため、小中学校における機器整備、教員の授業力の向上に取り組みます。
○ 学校での授業や社会教育の場で、ICTやAI、バイオやロボティクスなどの最先端技術とそれが社会にもたらす影響について、奈良先端科学技術大学院大学や奈良工業高等専門学校などの力も借りながら、豊富な学びの機会や場を設けます。
<稼ぐ力を身に付ける機会の増加>
○ 激動する社会の中で、輝きながらしっかりと収入を得ることを意識した学びや成長を促す授業や社会教育プログラムを拡充します。
○ 教員だけではなく、地域の事業者や店舗、ICT技術者、経営者など、様々な方を講師として招き、得意分野や好きなことを具体的に仕事や収入につなげるためのリアルな機会と場を子どもたちに提供します。
<主体性を養う「自分プロジェクト」を積極的に地域の現場での実践>
○ 子どもたちの主体性を養うため、一人一人が本や自分の足、地域の人たちなどの力を借りて自由に研究・発表し、地域で具体化する「自分プロジェクト」を実行します。
○ 地域のフィールドワークを重視し、ガリバーマップ(地域情報を子どもたちが見つけ、まとめ、地図化する作業)の作成やウィキペディアタウンの取組、また、子どもたちが地域の面白い人を探し、学校での授業などに貢献していただくプログラムを実現します。
○ 家庭・地域教育を支援するチーム「たけのこ」による活動をさらに支援し、家庭・地域・学校が三位一体となって子どもたちの学びや成長を促す環境づくりを進めます。
○ 生駒の豊かな自然に触れる野外活動の機会を確保するほか、プロスポーツ選手などと直接触れ合う機会を増やしたり、市内の運動指導者などとも連携して、体力増進・健康づくりを通じてたくましい子を育てます。
<教員による新時代の授業への挑戦を応援>
○ ICTや国際化、自主性の育成など、新しい時代に必要な、前述のような取組等を具体化するため、教員の意識・行動改革を促します。
○ 実践的な研修プログラムや専門家の招聘などにより、今の子どもたちが将来必要とする力を身に付けられるよう、教員による授業力を高め、新しい挑戦を積極的に推奨する体制・制度・機会を整備します。
(3)いこまっ子がのびのびと成長できる環境整備
<教育インフラの整備・拡充>
○ 市内小・中学校のすべての普通教室と特別教室及び幼稚園のすべての保育教室の約500教室に、2019年6月中をめどにエアコンを整備します。
○ 新給食センターを2019年秋にオープンし、アレルギー対策や衛生管理を進化させた安全安心でおいしい給食を提供します。
○ 小学校で完了したトイレの洋式化を中学校にも広げるほか、学校施設の大規模改修を段階的に進めます。
○ 学校や園周辺、通学路への防犯カメラの強化のほか、いこま市民パワーの支援も受けた登下校見守りサービスの推進、地域力を生かした見守りをさらに強化します。
○ 保幼・小接続や小中一貫校の成果や課題を整理し、今後の在り方を取りまとめます。
<教員の授業力の向上と、子どもと向き合う時間を増やすための校務の効率化>
○ 学校事務の仕分け・見直しと、ICT化(統合型校務支援システムの導入、活用)を推進します。
○ スクールサポートスタッフや部活動指導員をモデル校などに配置し、その効果を検証し、今後の在り方を検討します。
○ 教科を担当する臨時講師のほか、必要な人材を確保するための待遇改善を検討します。
<課題を持つ子どもや家庭への合理的配慮やきめ細やかな支援>
○ 教育現場での子どもたちへの合理的配慮(UDフォントの導入、ICT機器の活用などによる学習環境の改善ほか)を推進します。
○ 日常的に「医療ケア」が必要な子どもに対するきめ細やかな配慮・教育支援を進めます。
○ 特別支援教育や医療ケア、合理的配慮などに関する全市共通の指導員を配置し、効果的な対策を推進します。
○ サポートステーションやまとや社会福祉協議会などと連携し、あらゆる問題や悩みを抱える子どもたち、またその保護者を包括的に支援します。

2.誰もが楽しく暮らせる日本一の健康と安心のまち「いこま」
つまり、高齢者の皆さんが、健康づくり、生きがいづくり、仲間づくりはもちろんのこと、まちづくりにも力を発揮してくださるかどうかで高齢化していく生駒市のまちの風景は大きく左右されます。
開院5年目に入り、経営が改善しつつある生駒市立病院についても、医師が不足している診療科への対応、他の病院や診療所との連携強化、救急対応力のさらなる向上、質の高い医療の提供など、市民の安全に一層貢献する存在として成長させます。
また、障がい者の抱える課題は、当事者が置かれた環境はもちろん、支える人たちの状態によっても大きく変化し、多様化しています。ライフステージに応じてきめ細やかに対応し、「親亡き後」にも対応できる「切れ目のない支援」をさらに充実して、障がい者が安心して暮らせる地域を創ります。
同時に、障がい者が自己の能力を発揮し、地域や関係者の力を借りながら楽しく活躍できる機会も増やしていきます。
安全・安心のまちづくりについては、防犯・交通安全と防災の取組が不可欠です。公共施設などへの防犯カメラの設置やICTを活用した登下校見守りサービスはもちろん、市民力を生かした地域ぐるみでの見守り活動などにより、犯罪発生件数が少ない全国でもトップクラスの安全なまちに磨きをかけます。
また、本市は、生駒山や矢田丘陵など、素晴らしい景観に恵まれているがゆえに土砂災害への備えが急務です。気候変動に伴い勢力を強める台風やゲリラ豪雨、酷暑による熱中症への対策なども想定される中、消防力の強化や警察・自衛隊との連携などを含め、防災・防犯力を一層高め、すべての市政の中でもっとも大切であり、土台でもある「安全・安心」の取組に全力で取り組みます。
(1)健康づくりの推進
○ 日本でもトップクラスの高い平均寿命、健康寿命のまちを作ります。
○ 特定健診や保健指導の受診率目標を改定し、受診を促す取組を拡充します。
○ 禁煙を希望する人への支援として禁煙サポートプログラムを新たに実施します。
○ 地産地消による農業支援やコミュニティづくりなどと連動し、各世代に対する食育プログラムを実施し、健康の基礎となる食生活を身に付けます。
○ ゲートキーパーの育成や相談窓口の多様化・ICT化などによる自殺対策を推進します。
○ 市民団体、総合型地域スポーツクラブなどとの連携により、効果的で楽しい健康ウォーキング・ハイキングや自転車の活用など健康づくりを推進します。
○ ICTやデータ分析を活用した健康づくりの取組を研究します。
(2)医療・福祉・介護が一体的に受けられる安心して暮らせる仕組みの実現
<医療体制のさらなる整備と他分野との連携強化>
○ 生駒市立病院の経営安定化と、一部診療科の医師確保や地域の医療機関との連携など、残された課題にしっかり対応します。
○ 生駒市立病院の医師などを招いて、市民ニーズの高い医療分野に関するセミナーを引き続き実施します。
<地域包括ケアシステムの実現に向けた深化・推進>
○ 地域包括ケアシステム構築の中核をなす「地域包括支援センター」の機能を強化するため、関係機関・団体との協議を開始します。
○ 市の関係部署が集い、包括的議論・調整を行う「地域包括ケア推進会議」や医療・介護の専門職が展開する自立支援に向けた地域ケア会議の開催など多様な関係者が集い、効果的な取組を具体化していく場を拡充します。
○ 市民と協働で行う地域づくりのため、福祉や地域包括ケアを切り口にしたワークショップを開催し、地域活性化やまちづくりにもつながる具体的な取組や支援につなげます。
○ 生駒市医療介護連携ネットワーク協議会や在宅医療介護推進部会、認知症対策部会等における医療介護連携の強化により、医療・介護の必要な方が安心して自宅でケアが受けられる環境整備として、多職種連携研修や在宅療養・看取りに関する市民啓発を継続します。
○ 高齢者が人生100年時代のライフプランを考える機会を設け、まちづくりへの貢献や輝くシニアライフの実現を支援します。
○ 災害時要援護者避難支援事業への取組を推進し、平時にも地域の見守りネットワークや相談体制の充実を図るなど、「孤立化防止」や地域の支援体制の強化を推進します。
○ 制度、分野ごとの「縦割り」を超え、また、「支える人」と「支えられる人」という二分論を超え、地域住民や地域の多様な主体が参画し、相互に学び、支えあう地域共生社会(ごちゃまぜのコミュニティ)の構築を進めます。
<介護者の心身の健康への配慮、介護うつなどへのサポート>
○ 家族介護教室などを通して、介護者の心身の健康への配慮や介護うつ等の早期発見に努めるとともに、負担軽減について介護者同士の交流が図れる場につなぐ等、介護者への支援を強化します。
○ 介護者を支える団体を支援し、介護経験の横展開、介護経験者による相談会など、市民力を生かして認知症の方がおられる世帯を支える場を増やします。
<介護人材の確保と質の向上を目指す>
○ 地域包括ケア推進大会を開催し、介護関係業務の魅力を発信します。
○ 介護の職業を身近に感じられるよう、学校教育部門とも連携し、将来の福祉人材誕生に向け、情報発信や介護の職場体験事業を行います。
○ 介護人材の定着化を図るために、研修の充実や表彰制度の導入等、具体的な取組を検討します。
○ 市内の介護事業所等の人材不足を解消するため、介護関係者や資格取得にかかる費用の支援などを通して、介護人材の確保・定着を図ります。
<高齢者の地域生活の支援>
○ 買い物に困る高齢者を支援するため、ICTや生きいきクーポンなどを活用したシステム、農作物の軽トラック市と高齢者サロンとの連携などに挑戦します。
○ 生きいきクーポンの使用可能範囲などについて検討し、より使いやすく健康増進や生きがいづくりにつながる制度に改善します。
○ 高齢者をはじめ多くの市民の活動機会を確保する必要があるため、公共交通機関の在り方について議論し、改善を図ります。
<日本一の認知症対策のまち「いこま」の実現>
○ 脳の若返り教室やいきいき100歳体操、ひまわりの集いなどの介護予防、認知症予防の取組を継続・さらに活性化します。(地域のサロンやいきいき100歳体操の場を175ヶ所整備)
○ 2022年に支援や介護が必要な認知症高齢者数は、おおよそ2,800名になることから、2022年までに認知症サポーター数を11,000名と、約1割近い市民に認知症サポーター養成講座を受講いただき、認知症の理解を促進します。
○ 地域の見守りネットワークを強化し、誰もが声を掛け合い、認知症になっても安心して出かけることができるまちづくりを推進します。
○ 行方不明高齢者捜索ネットワークシステムに登録する介護事業所の登録数を増加(81ヶ所→100ヶ所)し、自宅に戻れなくなった高齢者の保護が早期にできる体制づくりを進めます。
○ 認知症の当事者や家族の支援の強化として、本人・家族ミーティングの実施や認知症の方や家族、地域の方が集う認知症カフェの設置を進めます。
○ 認知症の方や障がいをお持ちの方等を対象とした権利擁護センターの周知を図り、成年後見制度の利用や金銭管理等に関する相談業務の充実を図ります。
(3)高齢者がまちづくりや福祉の担い手として活躍する場やきっかけづくり
○ 寿大学の活動内容をさらに改善し、学生同士が教え合い学び合う場づくり、世代を超えたまちづくり活動につなげるための工夫、地域ビジネスへの展開など、新しい挑戦を進めます。
○ 自治会や老人クラブ連合会などと話し合い、高齢者が、各学校や自治会館を活用した子どもたちとの交流、地域の学童との連携などを行う仕組み作りを検討します。
○ シルバー人材センターの改革により、人生100年時代にふさわしい活動を検討・具体化します。産官学が協力して多世代交流型の地域活動を推進する活動や、イコマドとの連携による観光や、起業支援などへの展開を検討します。
○ 健康づくりや生きがいづくりの活動ができるよう、公共施設(ふろーらむなど)の活用方法を検討し具体化するとともに、空き家の有効利用についても検討します。
○ 公共施設のトイレの洋式化を推進するなど、活動を支援する環境整備を進めます。
(4)障がいをもつ人も安心して暮らし、活躍できる場所や機会を生駒市全域に広げる
<障がい者が「一生涯」安心して暮らせる切れ目ない体制づくり・まちづくりを進めます>
○ 市の健康診断等を活用した障がいの早期発見と、医療機関や児童福祉施設等との連携による早期療育を推進します。
○ タブレットなど、ICTを活用した療育・学習支援を一層強化(機器の導入、教師への指導方法研修の拡充など)するなど、合理的配慮のさらなる具体化を進めます。
○ 障がい者教育の専門家と提携し、特別支援学級の教員等に対するアドバイス・研修を強化、合理的配慮、医療ケアなどを推進します。
○ 市内の福祉事業所、生駒山麓公園、市役所、市内事業者等における障がい者の就労支援や雇用を推進します。
○ 空き家を活用したグループホームの建設に対する財政支援、地元関係者との調整等に対する支援を行います。
○ 親亡き後を想定したグループホームの整備、一人暮らし体験、相談事業などを拡充します。
○ 権利擁護センターの周知と利用を促進します。
<新しい障がい者福祉の取組の展開>
○ 強度行動障がい対応への支援(専門家による指導や研修など)を行います。
○ 鉄道駅、公共施設のバリアフリーのさらなる推進を図ります。
○ 農福連携事業や北部の障がい者関係拠点の検討を開始します。
<個々の多様性を認め合い、活かす場づくり・まちづくり>
○ ユニバーサルキャンプin生駒を進化させます。
○ 地域サロンや地域食堂などのコミュニティへの障がい者の参加や活躍を促進し、多様な人々が集い、お互いが支え、支えられる「ごちゃまぜ」の場づくりを支援します。
(5)地域防災体制の充実
<防災・減災対策の充実>
○ 生駒市防災計画のさらなる改善とともに、各行政機関との連携訓練の強化及び協力団体との防災協定の拡充を図ります。
○ 災害廃棄物処理計画を策定します。
○ 災害用備蓄倉庫(コンテナ)を備えていない避難所について順次、倉庫と資機材を設置していきます。
○ 地区別の防災計画策定を支援し、防災知識の普及啓発に加え、地域の連携強化、災害時の効果的な対応を促します。
<消防団や地域力を活用した消防力・防災力の強化を図ります>
○ 消防本部、消防団の活動訓練や研修を通じ資質と能力の向上を図るとともに、関係機関や地域との連携を強化することで、消防・防災力をさらに高める仕組みを整えます。
○ 消防団による地域での自主防災活動への参加と支援を行います。
○ 救急車の適正利用の効果的な取組を推進します。
(6)防犯・交通安全など日常生活における安全の確保
<地域力を最大限生かした犯罪の少ないまちづくりの推進>
○ 自治会ごとの防犯カメラ設置を支援します。
○ 校門での見守りサービスの拡充と支援を行います。
○ 子ども110番の家やガリバーマップ作製などと連携した地域力を活用した見守り活動を支援します。
○ 市民力を活用したサロンでの防犯に関する出前授業を強化します。
○ 振り込め詐欺防止装置の購入補助を行います。
<交通事故ゼロを目指し、続けられる具体的な取組の検討・実現>
○ ゾーン30整備地区の認知度の向上とともに、生駒市交通対策協議会などによる交通安全対策の取組を強化します。
○ 通学路合同点検への子どもの参加、交通安全だけでなく、災害や防犯の視点からの点検と対策を実施します。
○ 県などとも連携した歩行者空間の整備を促進します。

3.多様性がハーモニーを奏でる、人権・文化・芸術、スポーツのまち「いこま」
社会の変化に伴い生じている新しい人権問題にも適切に対応するため、市民はもちろん、専門家とも連携した効果的な対策や普及啓発に取り組みます。
また、様々な市民参画の機会を確保し、市民と行政などとの協創によるまちづくりを推進するとともに、自治会をはじめとした地域コミュニティ活動や、まちづくりの担い手として期待されるボランティア、NPOなどの多様な市民活動を支援します。
また、市民の皆さまが、すべてのライフステージで楽しみながら学び、成長できる環境を整えるため、市民力を活用した多様な学習機会の提供と、市民ニーズに応じた多様な文化活動の支援、文化財などの伝統文化の継承を図ります。
さらに、図書館を人と本、人と人をつなぐまちづくりの拠点とすることで、あらゆる世代が身近に本と楽しめる場を創出するとともに、市民グループとの協創事業を開催するなど、本を通じたコミュニティづくりを進めます。
加えて、女性、子ども、障がい者、高齢者など市民誰もが、スポーツに親しむ機会を充実させることにより、健康を維持し、生きがいを実感できる環境づくりと元気で笑顔あふれるまちづくりを進めます。
(1)人権問題に対応し、多様性を力に変えるまちづくり
○ 専門家とも連携し、ICTによる人権問題(いじめ・スマホのモラル等)や、LGBTなど新しい人権課題に適切に対応します。
○ 学校や生涯学習の場で心の教育を一層充実します。
○ 犯罪被害者への支援を強化します。
○ 部落差別や同和問題に対する適切な理解について、普及啓発を継続します。
○ 市政や自治会運営に多様な意見が反映される機会(人権教育地区別懇談会)を確保します。
(2)市民参加・協働と地域コミュニティの活性化
<地域コミュニティの新しい切り口を開きます>
○ 市民自治協議会を目指す地域における「ミライ会議」の実施を支援します。
○ 各校で子どもたちが地域のすごい人を見つけ出し、地域づくりの場に協力していただくプロジェクトを進めます。
○ 自治会・小学校区単位でのプチサマーセミナーにより、地域人材の発掘や、まちづくりへの参加のきっかけづくりに生かします。
○ 自治会や市民自治協議会と、市内の各種団体との縦横連携を促し、一層多様で深み・展開のあるまちづくりを進めます。
<地域に飛び出す人材の発掘>
○ 地域に飛び出す職員を支援するための表彰制度などを整備します。
○ 市民による「地域サロン」の開催を広報などで支援します。
○ ららポートやイコマドを活用し、まちづくり人材に対するマッチングやモチベーション・スキル向上などを支援します。
(3)生涯学習、文化・芸術活動
○ 寿大学のプログラムの改善とまちづくりへの活躍につなげます。
○ 全年齢層が教え、学べる生涯学習の機会(寿大学+サマーセミナーなど)を整備します。
○ 市民みんなで創る音楽祭、市民吹奏楽の日、邦楽邦舞名流会など、各種文化・芸術の活動への一層の支援と、後継者育成支援、相互交流を促進します。
○ 文化・芸術活動を行うための公共施設などの環境を整備します。
○ いこま気らくネットや生駒市老人クラブ連合会による生涯学習を通じたまちづくりの取組を支援します。
○ 鷹山家文書の翻刻、書籍を発刊し、郷土への関心を醸成し、歴史を切り口にしたコミュニティの育成を図ります。
(4)本を生かした地域づくり
○ 読書推進とプレゼン能力の向上を目指す中学生ビブリオバトル大会を実施します。
○ 子どもの読書習慣を促進し、本や図書館をより楽しみ、地域づくりにつなげるための子ども読書会議、ブックフェスティバルを開催します。
○ 図書館託児事業「こども あずかる らいぶらり こあら」を実施します。
○ 社会教育の中で先進的な取組を図書館などで試行的に実施し、効果も踏まえつつ、学校教育に展開します。
(5)スポーツのまちづくり
○ 女性、子ども、障がい者、高齢者など多様な主体が楽しみ、健康づくりにつながるスポーツの機会を創出します。
○ 総合型地域スポーツクラブや自治会、老人クラブ連合会、健康づくり推進員連絡協議会など多様な主体による健康づくり、仲間づくりが促進される運動の機会、場を創出します。

4.人と自然が共生する、日本一住みやすく楽しい未来の住宅都市「いこま」
具体的には、学研高山地区第2工区の土地利用計画等の策定に向け、大阪・関西万博をはじめとする本市周辺の大きな社会変化を見据えながら、地権者や関係機関等を交えたまちづくりの検討組織を新たに立ち上げ、事業化に向けた取組を進めます。
また、高齢化の進行や人口減少に伴い、空き家問題がこれから重要となることを踏まえ、地域の状況に応じた適切な土地利用を進め、自然とバランスよく調和した良好な住環境の維持・形成はもちろん、既存の住宅ストックの活用を積極的に図ります。今後想定される空き家問題の様々なパターンに対応できるよう、「いこま空き家流通促進プラットフォーム」の活用とさらなるステップアップを図ります。
また、鉄道や幹線道路を中心とした交通ネットワークの形成や持続可能な公共交通の確保など公共交通を利用しやすい環境づくりを進めます。また、生活道路や下水道などのインフラの整備を進め、次の50年の発展の礎となる環境を整備します。
さらに、環境モデル都市として、温室効果ガスの大幅な削減や、省エネルギー対策の促進、新たなエネルギーの利活用を図るとともに、廃棄物の減量化・再使用・再資源化を進めるなど、市民・事業者・行政が協創して、環境負荷の少ない低炭素・循環型社会の構築を進めます。また、これらの取組をさらに一歩進め、経済、社会、環境の3つの価値創造を進めるSDGs未来都市を目指し、国の支援も得ながら取組を進めます。
加えて、本市が緑豊かな住宅都市であり続けるため、市民との協働により花と緑と自然のまちづくりを進めます。また、安全で快適な生活環境を確保するため、地域の状況に応じた美化や公害対策を進めるとともに、地域ねこ活動を市民団体や関係者とともに推進します。
(1)学研高山地区第2工区のまちづくり
○ 大阪・関西万博の開催や国のスーパーシティ構想の動きも踏まえた検討を行います。
○ 今後の計画において、ICTやAI・ロボット技術など先端技術と、全国有数の里山里地、伝統工芸や歴史・芸術の地とが隣接していることを最大限生かし、世界中から最先端の研究者が働き、居住する国際的にも注目を集めるまちづくりに向けた検討を行います。
○ 無電柱化、自動運転、テレワークによるサテライトオフィスの集積、多言語対応など、新しい挑戦に果敢に取り組む実験的なまちづくりを進め、国の課題、世界の課題を一足先に解決するSolution Cityを目指します。
○ 市民力と外部の専門家、行政の力を総結集した人員体制を構築します。
○ 地権者間の共通意識の醸成を図ります。
○ 学研北生駒駅中心地区まちづくり構想との連携を強化します。
(2)空き家問題・ニュータウンの高齢化への対応
<人口減少下でのニュータウンの再生>
○ ニュータウンの再生に向け、市役所で専門チームを立ち上げて、「ミライ会議」方式で地域住民の意識醸成を図り、市民力を最大限生かした取組を進めます。
○ コミュニティビジネス、いきいき100歳体操、世代間交流、公園の活用ワークショップ、軽トラ市など、市の各種事業と効果的・包括的に連携したまちづくりを進めます。
<先進的な空き家対策の推進>
○ 空き家流通促進プラットフォームの活用を促進し、所有者の課題解決を支援します。
○ 空き家の活用やリノベーション事例などを発信し、ニュータウン再生と連動します。
○ 空き家の流通促進に向け、積極的に国のモデル事業を活用するとともに、空き家流通などを含めたニュータウンの再生に向けて、近鉄グループホールディングス株式会社をはじめとする関係事業者と連携を図ります。
○ 地域包括ケアシステムや環境モデル都市、豊かなコミュニティづくりと空き家対策を効果的に組み合わせ、効果的に市外に発信します。
(3)交通ネットワークと生活基盤の整備
<道路インフラの整備・強化>
○ 国道163号バイパス生駒区間、国道168号バイパスの整備を加速します。
○ 北田原中学校線の整備を完了します。
○ 辻町ICの奈良方面ランプの整備に関し、奈良県と連携し着実に推進します。
○ 宝山寺参詣線の完成と活用を進めます。
○ 生活道路・歩行者空間整備など、日常生活の安全を確保します。
<その他のインフラ>
○ 生駒市南部の拠点地区である南生駒駅周辺について、バリアフリー基本構想の作成に着手し、重点整備地区、生活関連施設及び経路の選定を行い、地域のバリアフリー化と安全安心の確保を目指します。
○ 上水道管路の更新と設備の合理化、広域化への検討と具体化を進めます。
○ 下水道の整備とともに、単独処理浄化槽から合併処理浄化槽への転換に向けた支援を実施します。
○ 高齢化時代を見据えた地域公共交通網形成計画の検討・策定を行います。
(4)環境モデル都市を生かし、SDGs未来都市を見据えたまちづくり
<株式会社いこま市民パワーを活用したまちづくり>
○ 電力の再エネ比率・地産比率を高め、設置目的を実現するとともに、公共施設での再生可能エネルギーの活用を図ります。
○ 中期的な事業計画を整理し、市民や契約者に事業効果の見える化を進めます。
○ 収益を地域課題解決につなげるための契約者等によるワークショップを実施します。
○ 市民エネルギー生駒との効果的な連携による事業展開を図ります。
<ごみの5Rと環境負荷の少ないまちづくり>
○ キエーロなどによる生ごみ削減やフードドライブによる食品ロス削減を進め、ごみ有料化の効果を整理しながら、ごみの削減目標や今後の廃棄物対策の全体像を再構築します。
○ 清掃センター、清掃リレーセンター、火葬場の在り方を検討します。
○ 生駒市ごみ減量市民会議、ECO-net生駒など、市民による環境活動団体の力をうまく結集し、市民力を生かした活動の展開を支援します。
○ 食品廃棄物の発生を抑制するために、事業者や学校、地域と連携協力して、小型バイオ装置を利用した食品ロス削減や環境教育プログラムを実施します。
○ パトロールの強化や防犯カメラの設置等による不法投棄対策を強化します。
(5)花と緑のまちづくり・生活環境の整備
<緑とオープンスペースが持つ多機能を引き出す>
○ 公園単位で利用者のワークショップを実施し、市民と行政が連携して管理運営する使いやすく楽しい公園・コミュニティをつくります。
○ 森林環境譲与税を活用した竹林の再生整備を行うとともに、森林を生かしたまちづくりを進めます。
○ 生駒山麓公園の活性化と障がい者が活躍するごちゃまぜコミュニティづくりを進めます。
○ ふろーらむ、竹林園などの施設をより広い用途に活用し、マルシェの開催など、子育て世帯、高齢者、障がい者なども集える場づくりを推進します。
<地域ねこ対策>
○ 飼い主のいない猫により生活環境が損なわれている地域での「地域ねこ活動」を支援するため、ふるさと生駒応援寄附金を活用し、猫の避妊・去勢手術費等を行政が全額負担する所有者不明猫適正管理事業を開始します。

5.最先端技術や地域資源を生かして、日本一成長するまち「いこま」
また、地域経済の活性化や市内の就業機会の増加を図るため、大都市圏への交通利便性や学術研究機関等が集積する学研都市の優位性を活かしながら、既存の市内企業の定着、活性化や新規企業の誘致を推進するとともに、商業・サービスの事業継承やイノベーションによる定着・発展を促進します。
また、観光ビジョン行動計画を策定し、インバウンドを主なターゲットにした、市民力を最大限活用した生駒らしい観光を振興します。
さらに、農業ビジョンを改訂し、新規就農者や既存農家の収益改善の支援を進めるとともに、鳥獣被害対策や農業基盤整備の支援を進めます。
加えて、IoT やAI 等の「第4次産業革命」と呼ばれるイノベーションが近年急速に進展していることから、新しい技術をあらゆる産業や社会生活に取り入れることにより、様々な社会課題を解決できる「Society 5.0」の実現に向けた取組を進めます。
(1)都市活力創造
<都市ブランド形成>
○ 地域課題の解決や地域の魅力を創造する「まちの担い手」を増やすための場や仕組みをデザイン思考で再構築します。
○ 生駒らしいライフスタイルを市内外に発信・体感する場を構築します。
○ アーティスティックな空間デザインや魅力を体感できるデザインを生かしたまちづくりを進めます。
○ 市民力を生かした地元の楽しいイコマニアイベントを毎年100回開催するとともに、イコマニア申請団体同士のつながりの強化や、自治会をはじめとする地域とのイベント共催など新たな協働の取組を促進します。
<公民連携>
○ 公民連携に関するワンストップ窓口を設置します。
○ 民間事業者などとの協創による地域課題解決に向けたマーケティングやイベントを開催します。
(2)商工業の振興
<企業活動支援>
○ 商工ビジョン・行動計画を策定します。
○ 地元小売店や事業者への支援、後継者の育成支援を行います。
○ 市役所での合同就職面接会など中小事業者の雇用支援を行います。
○ 国際化も含めた販路拡大への支援を行います。
○ 公契約条例の導入に向け、検討を進めます。
○ 退職者、専業主婦と地元企業のマッチングを行います。
<創業支援>
○ 年配者も主婦も学生も現役世代も地域ビジネスに熱心に取り組む機運の醸成と具体的に支援する体制を整備(アントレプレナーを徹底的に育てるまちづくり)します。
○ 後継者のいない企業と購入・経営したい人材をマッチングする場を創設します。
○ 空き家なども活用し、地元市民が所有・運営する民泊制度を検討、支援します。
○ ユニコーン企業やベンチャー企業などを誘致し、育てるまちを目指し、専門家を交えた検討を進めます。
(3)観光
○ 観光推進モデル地域の整備と、それらの地域ごとにワークショップを実施して行動計画、行政の支援を具体化します。
○ 生駒らしい着地型観光の在り方を検討する体制・場を整備します。
○ 外国人観光客を主なターゲットにした観光展開を目指したインバウンドセミナーや実践を強化します。
○ 外国語対応できる観光ボランティアや宿泊施設や観光施設の支援者を育成します。
○ 経験やスキルを持つ退職者・主婦の活躍による生駒らしい観光を整備します。
○ 空き家を活用した地元住民による民泊を支援します。
○ 生駒聖天の参道整備を生かした観光の活性化を図ります。
(4)農業
<農地の保全と活用>
○ 新しい鳥獣害対策(地域一体となった防護柵設置、森林の整備と一体的な取組、捕獲する力を向上する補助・支援)を行います。
○ 空き農地調査を積極的に活用した農地の流動化を支援します。
○ 農業経営アドバイザー活用を含め、専業農家の経営計画の策定を支援します。
○ 青年就農者など専業農家を重点的に支援します。
<地産地消の推進>
○ 給食での地域農作物の利用を促進します。
○ 市内農家が育てた農作物の販路拡大を支援します。
○ 農作物の移動販売(軽トラック市)による買い物支援と農業振興、コミュニティづくりへの支援を行います。
<新しい時代の生駒らしい農業>
○ ドローンやICT・AIを活用します。
○ 大学や福祉事業者と連携した農福連携事業への支援による市内の障がい者や農家との連携を図ります。
○ 環境にやさしい有機農業を支援します。
(5)オープンデータやICT・AI技術の集積拠点を目指す
○ ICTやAI、ロボティクス関係企業をはじめとする民間事業者と連携してオープンデータの効果的な活用など、一歩先を行くまちづくりを実現します。
○ 市民などがオープンデータを活用するためのワークショップやセミナーを開催します。
○ ICTやAIを活用した行政サービスの研究と具体化を進めます。
○ ICTを活用したシェアリングエコノミーによる市民の利便性向上と、市民の地域での活躍やまちづくりへの参加の機会を創出します。
○ 株式会社いこま市民パワーを基軸にしたまちづくりやコミュニティサービスの展開と、地域内経済循環を促進します。
○ ICTやAI、ロボットなど、Society5.0のまちづくりを進めるための専門家を招聘します。

6.まちづくりはひとづくり 全国初!自治体3.0のまち「いこま」
また、職員が地域へ飛び出し、担当部署の仕事の枠を超えて、自分のスキルを生かして社会貢献活動や地域づくり活動などに参画することを組織として支援することで、市民や事業者等との信頼関係に基づいて協力を図りながら具体的な成果を生み出し、新しい取組や事業の創出につなげます。
さらに、年齢、障がいの有無等にかかわらず、市民が必要とする情報を入手できるよう、多様な情報媒体を通じて市民への広報・発信に取り組むとともに、ティーミーティングやアンケート、ワークショップ等を通じて市民の意向を把握し、市政運営に役立てます。
加えて、AIやICTを活用した行政サービスの提供や行政事務の効率化、将来見通しに基づく公共施設等の総量の最適化など行財政改革を進めるとともに、自治体としての稼ぐ力を強化することで各種財政指標の維持・改善を図り、将来にわたって持続可能な行財政運営を行います。
(1)職員採用・育成
○ 次期人材育成基本方針の策定や人事評価制度の見直しを通じて、技術革新や社会情勢など時代の変化に適応した職員の育成を目指します。
(2)新しいことに挑戦する「始動力」、地域に飛び出す「協創力」
○ 「協創力」(いろいろな人と出会い、信頼関係を築き、市民ニーズや地域の課題に対し、お互いがプラスとなる形で連携して解決する力)に溢れた職員を育成するため、表彰制度や副業の推奨など、地域に飛び出し、まちづくりに貢献する職員の支援を行います。
(3)広聴と広報・発信の徹底
○ 地域への関心を持ってもらうよう、市内で活動している人・団体を積極的に取り上げ、これからまちづくりに関わろうとする人、関わっている人がさらに増え、具体的な行動を後押しできるよう、情報提供を進めます。
○ 様々な主体が情報にアクセスできる環境を整えるとともに、SNSの特性を生かした情報発信を行います。
○ ティーミーティングや各種ワークショップの実施等により、市民の意見やニーズを把握し市政に反映させるとともに、市民とともに汗をかいて進めるまちづくりについて協力をお願いします。
(4)AIやICTも活用した行財政改革の徹底と稼ぐ力
○ 多様な税収増の取組、各種寄附の一層の活用など自治体としての稼ぐ力を強化することで各種財政指標の維持・改善を図り、将来にわたって持続可能な行財政運営を行います。

おわりに
この内容は、生駒市総合計画に改めて整理し、データや統計に基づく評価を重視し、第三者機関はもちろん、市民の皆様にも評価いただきます。
市民の皆様とともに、生駒の未来を、50年先を見据え、「みんなで創る!日本一楽しく住みやすいまち」、ベッドタウンではない新しい時代のモデルとなる住宅都市「いこま」の実現に向けて取り組みます。