水道施設の耐震化
- [更新日:2024年1月9日]
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水道施設の耐震診断
本市では、人口の増加に併せて配水池などの水道施設を建設してきました。配水池は、その時点の耐震基準を満たして建設していますが、その後、耐震基準は何度か見直され、より厳しくなりました。そこで、「災害に強い水道の構築」に向け、現在の耐震基準が規定されるより前に建設された配水池について、現在の基準に適合しているか、計画的に耐震診断を行っています。
平成29年度までに配水池10施設について耐震2次診断を実施しましたが、ほとんどの施設においてレベル2地震動(過去から将来にわたって当該地点で考えられる最大級の強さを持つ地震動)に対して、所定の耐震性能を備えているという診断結果を得ることができました。
(注意)耐震化状況の詳細については、下記PDF(水道施設耐震化状況)をご覧ください。
お問い合わせ先
生駒市上下水道部 工務課浄水場
TEL 0743-74-2216
水道施設耐震化状況
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水道管の耐震化
送水管や配水管のような水道管は、1本4~5mのダクタイル鋳鉄管をつないで地中に埋設します。その管のつなぎ目を継手といいますが、継手には一般継手と耐震継手があります。
耐震継手は、管と管の継手部分に一定の余裕を設け、地震の地盤変動に合わせて伸縮・屈曲する機能を持ち、また管が抜けない構造になっています。この継手は、軟弱な地盤に向き、大地震に対して強い構造なのです。
これまで、本市では、一部の主要な管路に耐震継手を使用していましたが、平成22年度からはすべての管路を対象に優先度の高いものから、耐震継手を有し、耐食性に優れ、長期間使用できる新型耐震管での更新を行っています。
お問い合わせ先
生駒市上下水道部 工務課管理係
TEL 0743-79-2800