生駒市の水道料金の特徴
- [更新日:2022年11月10日]
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水道料金の考え方
- 地方公営企業が徴収する料金は、「公正妥当なものでなければならず、かつ、能率的な経営の下における適正な原価を基礎とし、地方公営企業の健全な運営を確保することができるものでなければならない。」(地方公営企業法第21条第2項)とされています。
- 各市町村によって水道料金体系が異なっているのは、人口規模、自己水の有無、地理的要因など事業経営の背景が異なり、健全な運営を確保するために必要な経費に差があるためです。
- 水道料金が安いか高いかを判断する一つの基準として、供給単価と給水原価との比較があります。供給単価とは、水道水1立方メートルをいくらで販売したかをいい、給水原価とは、水道水を1立方メートル造るのにいくらかかったかという費用のことです。
決算についてはこちら(別ウインドウで開く)
生駒市の水道料金
生駒市の水道料金は、県内12市で比較した場合、安い方から5番目です。
(注意)1ヶ月あたり、口径20mmで20立法メートル使用した場合で算出
生駒市水道事業経営の特徴
本市の水道事業経営は、費用のうち受水費、減価償却費、動力費が高くなっているのが特徴です。
- 受水費
生駒市は自己水源が乏しく、配水量の6割強を奈良県営水道から購入する水道水に依存しています。この奈良県営水道に伴う受水費が費用の5割弱を占めています。 - 減価償却費
生駒市の水道施設は、人口の増加にあわせて近年に造られた施設が多いため建設費が高く、また起伏が激しいため多くの配水池が造られ、これらにかかる減価償却費が高くなっています。 - 動力費
起伏が激しい地勢という本市の地形的要因から、高い所にある配水池までポンプを用いて送水しているため、それに要する動力費が高くなっています。
生駒市の水道料金体系
- 生駒市の水道料金体系は、一般家庭用、公衆浴場用、臨時用、特殊用の4つの用途に区分され、さらにこれらは水道メーターの口径ごとに基本水量や基本料金と従量料金単価などが定められています。
- みなさまにお支払いいただく水道料金は、用途と口径、使用水量に応じて計算した基本料金と従量料金の合計額です。
基本料金とは、検針や水道メーター代、水道施設の維持管理費など固定的にかかる費用から算出され、使用水量にかかわらずお支払いいただく料金です。
また、従量料金とは、水道の使用水量に応じてお支払いいただく料金です。本市では、使用水量が増えるほど1立方メートルあたりの料金単価が高くなっていく「逓増料金制」を採用しています。
お問い合わせ
生駒市上下水道部総務課
住所: 〒630-0122
奈良県生駒市真弓2-13-1 生駒市水道事業事務所2階(真弓浄水場)
業務時間:8時30分から17時15分(閉庁日 土曜・日曜日、祝日、年末年始)
電話: 0743-79-2800 内線(企画総務係:738 経営係:733)
ファクス: 0743-79-0596
電話番号のかけ間違いにご注意ください!