「ルールメイキングプロジェクト」始動 ~中高生が校則・学校生活を見直す~
- [更新日:2025年10月3日]
ソーシャルサイトへのリンクは別ウィンドウで開きます
生駒市は、生徒が学校づくりの主体として参画する「ルールメイキングプロジェクト」を始動します。校則や学校生活に関するルールや仕組みを、生徒自身が先生や大人と対話しながら見直し、提案する取組で、こども達が「身近な社会=半径5mの社会」を自らの力で変えられる実感を得ることを目的としています。
この事業は、令和5年に施行された「こども基本法」が掲げる理念(注意)に基づき、こどもの意見を学校運営や教育現場に反映させる仕組みづくりを進めるものです。日本では「自分の参加で社会を変えられる」と考える若者の割合(13~29歳)が諸外国に比べ低い現状があり(下図)、学校という最も身近な場で自己決定に関わることは、主体性や自己有用感を高める有効な手段とされています。
(注意)「こどもが自分に関係することについて意見を表明する機会や、多様な社会的活動に参画する機会の確保」が基本理念であり、地方自治体にもこどもの意見をこども関連の施策に反映することが義務付けられました。

ルールメイキングとは
学校生活の中で「自分たちがどうありたいか」を話し合い、その考えをルールや方針として形にしていくプロセスです。大人が一方的に決めた規則を守るのではなく、生徒自身が主体的に意見を出し合い、納得感のあるルールを共につくることで、責任感と当事者意識が育まれます。
実施校・テーマ
生駒市立生駒南中学校(生駒市萩原町)
生徒同士や先生との対話・調査等を通じて、生徒が取り組みたいテーマ(校則・学校環境・行事など)を決定し、提案を行います。(プロジェクト予定日:10月9日(木曜日)、他)
奈良県立奈良北高等学校(生駒市上町)
「いじめを生まない人間関係づくり」を主要テーマに設定。調査や対話を通して、生徒同士のコミュニケーションやセーフティネットのあり方を先生とともに考え、創りあげます。(プロジェクト予定日:10月21日(火曜日)、11月14日(金曜日)、2月17日(火曜日)、他)
