奈良県初!生駒小学校で「こども睡眠授業」を実施~子どもの学力と発達を支える新しい取組~
- [更新日:2025年9月25日]
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生駒小学校では、3年生の児童を対象に、子どもの健康な生活の実現と学力・運動機能の向上を目標とする「睡眠授業」を行います。日本の子どもたちは世界的に見ても睡眠時間が短く、学力や発達への影響が懸念されています。さらに、ゲームや動画視聴による夜更かしの習慣が広がり、教育現場でも深刻な課題となっています。このような状況を受け、同校では、文部科学省による「企業等による教育プログラム」の「こども睡眠授業」として県内で初めてとなる授業を実施し、子どもたちが自ら生活習慣を整える力を育むきっかけとします。

こども睡眠授業とは
睡眠不足が心身に及ぼす影響を明らかにし、生活リズムを直すきっかけとすることで、子どもたちに適切な睡眠習慣の重要性を伝える授業です。睡眠が身体や脳にどのような役割を担っているのか、スマートフォンやゲームが睡眠にどんな影響を与えるのかといったことを、科学的かつ分かりやすく解説し、生活リズムの改善策を子どもたちとともに考えます。

実施概要
◇日時:令和7年9月26日(金曜日)8時50分~12時20分(1講座2時間 2学級ずつ2回実施)
◇場所:生駒小学校 多目的室
◇対象:3年生、保護者(一部参加予定)
◇授業内容:「けんこうとすいみんについて」がテーマの、クイズを交えた参加型の授業です。
◇講師:葛川 春菜(くずかわ はるな) さん(こども睡眠インストラクター/理学療法士。一般社団法人こども睡眠カウンセラー協会所属。)
報道資料
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