市内初!生駒小学校がユネスコスクールに正式に認定~市内初、創立150周年の節目に国際的ネットワークへ~
- [更新日:2025年5月29日]
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令和7年4月、市立生駒小学校が生駒市内の学校としては初めて、「ユネスコスクール」に正式に認定されました。これは、同校が長年にわたり取り組んできたSDGsやESD(持続可能な開発のための教育)に関する教育実践や、地域や大学との連携を通じた学びの深化が高く評価されたものです。
昨年度にはユネスコスクール・キャンディデート校(候補校)として認定を受けており、1年間の準備と実践を経て、晴れて正式なユネスコスクールの一員となりました。このことで、今後、同校の教職員は国際的なネットワークや教材を活用することが可能になり、子どもたちは世界の仲間とつながりながら、より広い視野で学びを深めることができるようになります。認定に伴い、ユネスコスクール事務局から認定書が本市教育員会に届きましたので、授与式を行います(生駒市長から生駒小学校長に手渡します)。

授与式概要
◇とき
5月30日(金曜日)9時0分~9時30分
◇ところ
生駒市役所 特別会議室
◇出席者
生駒小学校 校長 金原 健太郎 他学校運営協議会 代表者
生駒市長 小紫 雅史
生駒市教育長 原井 葉子

これまでの生駒小学校の関連する取組(一部)
◇平和と非暴力の文化に関する取組…オンラインでの平和学習や大分大学と連携した新たな平和教育を模索。人権学習参観や感謝のメッセージを集めて掲載する「ありがとうの木」などの取組も進めている。
◇持続可能な生活などに関する取組…ESDを中心に、全学年で総合的な学習の時間の見直しを実施。「まちづくり」をテーマに、学年に応じて実践を行った。
◇異文化学習、文化の多様性、文化遺産の尊重に関する取組…5年生向けに世界遺産アカデミーから講師を招いて授業を実施。文化遺産の尊重についても学んでいる。

ユネスコスクールとは
ユネスコスクール(UNESCO Associated Schools Network)は、ユネスコの理念を基盤に、教育活動を通じて持続可能な社会の実現を目指す国際的なネットワークです。日本国内では、文部科学省及び日本ユネスコ国内委員会がユネスコスクールをESDの推進拠点として位置付けています。また、ユネスコが提唱する「学びの4本柱」(知ること/行うこと/共に生きること/人間として生きること)を教育の中核に据え、全人的な学びを推進しています。 (注意)県内公立小学校では奈良市内の15校、橿原市内の2校に次ぐ18校目の認定です。
報道資料
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