本市の農家・中谷佳津代さんが、JAグループの「第66回全国家の光大会」で会長特別賞を受賞~奈良県から20年ぶりの本大会出場を果たしました~
- [更新日:2025年3月31日]
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本市で農業に取り組み、生駒市農業委員会の委員も6年間務めた中谷佳津代さんが、2月12日・13日に開催された「第66回 全国家の光大会」(パシフィコ横浜(横浜市))に、奈良県代表として出場し、予選を勝ち抜き、本大会へ出場する6人に選ばれました。
奈良県代表が本大会に出場するのは、実に20年ぶりとなる快挙で、本大会では、さまざま実践してきた地域での活動について発表し、家の光協会会長特別賞を受賞しました。

「全国家の光大会」とは
JAグループが発行する雑誌「家の光」に掲載された、食と農がテーマの地域の人々の暮らしに寄り添った情報を参考にして、地域で活動した体験をテーマにした発表を行う全国大会で、今年で66回目。中でも今年は、「家の光」の創刊100年の記念大会で、本大会の会場には約2,000人が詰めかけました。

中谷さんの地域での取組
- 米袋でエコバック作り…家の光の記事を参考にJA女性部で作成。じょうぶで使い勝手もいいため、地域で好評でした。
- 災害食レシピの実践…家の光の記事を参考に卓上コンロとポリ袋で作れる災害食レシピ「お湯ポチャレシピ」について勉強会を開催。実施に向けて1か月以上も毎日練習して臨みました。
- 市内幼稚園での食育体験の実施…平成22年から毎年、生駒市食育ラウンドテーブルに参加。市内幼稚園児の食育体験として、じゃがいも栽培を始めました。
- きたやまとまごころ朝市…販売先が少ない野菜を販売できる場所を作るため、また地域農業の発展のため、北倭地区の地域の農家に声をかけて、「きたやまとまごころ朝市」を地域のみんなと立ち上げました。朝市を開催する中で、こんにゃくや、はちみつ、味噌など加工品の販売も始めるようになり、特に味噌は、市内の遊休農地を活用して大豆から栽培し、地域の女性を中心に味噌づくりに取り組んでいます。