地域活動スキルアップ講座 レポート
- [更新日:2025年4月1日]
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地域活動スキルアップ講座
生駒で暮らすこと、主体的に動くことで感じる「もっとこうなれば自分も楽しいし、みんなも幸せかも」という気持ち。そんな気持ちを実現するために、共感を広げるスキルや仲間を増やすノウハウを学ぶ4つの講座を開催しました。どの講座も参加者同士の対話の時間を多くとったため、「活動を進めるための新しいつながりができた」と答えた人が87.5%にのぼり、今後の活動が広がる可能性を感じられたようです。

はじめてのクラファン


日時
9月21日(土曜日)10時~12時

場所
生駒市テレワーク&インキュベーションセンターIKOMA-DO

講師
中西恭子さん(株式会社 CAMPFIRE)

ゲスト
山本真貴子さん(葉ノ月助産院)、さわさん(一社 和草)

内容
クラウドファンディングを成功させるために必要な3つのポイントであるプロジェクトページの作成、リターンの設計、広報活動について学びました。クラウドファンディングの実践者から、「自分の友達や知り合いを中心に、丁寧にプロジェクトを説明したことが、事業開始後のファンづくりにもつながった」「団体の中で、クラファンの目的を丁寧にすり合わせたことで結束力が高まった」といった具体的な声を聴く時間があったのも好評でした。


魅力が伝わる企画づくりと考え方


日時
9月21日(土曜日)13時30分~16時

場所
コミュニティセンター

講師
柏木輝恵さん(NPO法人シミンズシーズ)

内容
魅力が伝わる企画とは、共感されて、参加したいと思われ、仲間や人が集まる企画のこと。自分たちならではの良さを伝えるには企画段階で何を考えればいいのかについて、グループワークを交えながら学びました。コツは、①メインに打ち出す魅力を一つに絞ること、②一貫性を持たせること、③プロセスを外に開くことだそう。参加者は、講師の豊富な事例をもとにした具体的な話から、参加者をお客さまにせず、プロセスを共有することで仲間とファンを増やせることを実感できたようです。


CANVA(キャンバ)でつくる おしゃれなSNS画像


日時
9月28日(土曜日)10時~12時

場所
生駒市テレワーク&インキュベーションセンターIKOMA-DO

講師
平本久美子さん(日本広報協会広報アドバイザー)

内容
テンプレートを選び、カスタマイズし、ダウンロードするまでの基本的な3ステップについて、SNS画像を作りながら学びました。多くのテンプレートが用意され、自由に編集できるからこそ、仕上がりがいまいちになってしまうこともありますが、テンプレートの選び方やきれいに仕上げるコツ、雰囲気別のおすすめフォントの紹介などもあり、「大変有意義だった」「知らない機能がたくさんあって、すごく充実した時間だった」という感想をもらいました。講座には50人を超える申し込みがあり、活動をより多くの人に知ってもらうには、デザインの力が必要だと考える人が多いこともわかりました。

人が集まる場所のつくりかた


日時
10月5日(土曜日)10時~12時

場所
コミュニティセンター

講師
奥河洋介さん(神戸市地域活動推進委員、HITOTOWA INC)

内容
困ったときに助け合える関係が生まれることで、まちに愛着を感じ、自分たちの手でいいまちをつくろうとする人を増やすことを目的にした「人が集まる場」のつくりかたを学びました。地域のコミュニティづくりに必要なのは、企画ではなく1対1のコミュニケーションであること、する側-される側を分けないこと、一つの大きなコミュニティをつくろうとするのではなく小さなつながりを作って孤立している人を減らすことなど、たくさんのコツが紹介されました。

